謎の美少女現る ページ26
ゆっくりとドアが開く。
え、まだ無理!
目をぎゅっとつぶる。
「…あれ?テヒョナ!…と、どちらさん?」
ジミン、どちらさんなんてひどいよ…
いくら目つぶりすぎて変な顔だからって!
…あれ?ジミンってこんなに声高かったっけ?なんか女の人みたい…
恐る恐る目を開けると
「あ!こっちはAヌナ!ジミナの看病に来たんだ〜。」
「ふーん…」
私を舐め回すように見る美少女が目の前に。
あっ、そんなに見ないで下さい。
何かに目覚めそう。
……いやそれより
「……テヒョンくん。この人誰なの…?」
テヒョンくんの服の裾を引っ張ってコソコソと聞く。
「えーとね、ユラヌナ!」
あ、いや、名前じゃなくて。
「あの、えっと…ジミンとの関係が知りたいっていうか…か、彼女さんだったり…?」
すると私の言葉にニヤニヤするテヒョンくん。
…な、なんか楽しそうだなおい。
そしてくるっとユラさんの方へ向き直り
「ヌナ〜?ヌナがジミナとどういう関係か気になってしょうがないんだって〜!」
いや!それ盛りすぎ!
そ、そんなの私がジミンのこと、す、すきみたいじゃない!
「へ〜〜…」
またもやニヤニヤするユラさん。
口角が上がるのを両手で抑えるユラさんめっちゃかわいいやばい。
「私はね〜…ジミナの彼女!」
……へ。
ジ、ジミンの彼女…だと…
「……ではなくて!ジミナの姉でーす!」
あ、あね?
……よかった…
ほっと思わず息が漏れる。
…あ、あれ?
よかった?なんで?
「びっくりした〜?私大学生だから一人暮らしなんだけど、ジミナから電話きて戻ってきたの。」
「え!俺ジミナに看病に行くって言ったのに!」
「テヒョナは信用ならないって〜!」
「…ジミナ〜〜!!」
家の中に向かって怒鳴るテヒョンくんにユラさんが目をキュッとすぼめて笑う。
…あっ、今の顔ジミンっぽかった。
……ジミン…
「……ジミンにあいたいなぁ…」
「「「え?」」」
あれ?今私の口から何かぽろっと出たような…
…私の記憶が正しければジミンに会いたいみたいなことを言ったような。
ボンッ
顔に一気に熱がたまる。
二人に目を向けると
「Aちゃん…!」
「Aヌナ…!」
…思いっきりニヤニヤしてました。
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メノン(プロフ) - すずさん» ほんとにです…!ただの脅しなのを心から願ってます。゚(゚´Д`゚)゚。 (2018年7月20日 21時) (レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - そーですよね…!二回目の時は自分の心配よりARMYの心配していてもっと自分の命を大切にして欲しいです(>_<) (2018年7月17日 23時) (レス) id: 17840ac629 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - すずさん» ありがとうございます!!( ;∀;)私もそのニュース見て死にそうになりました…ジミンちゃんどうか何事もなく過ごしてほしい… (2018年7月17日 19時) (レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - はい!コメントしました笑笑もー最高ですね(>_<)じみんちゃん可愛すぎました。てか、Yahooニュースで見たんですけど殺人脅迫三回目来たそうで…じみんちゃん大丈夫ですかね…もう見た瞬間泣きそうでした(つД`)ノ (2018年7月15日 22時) (レス) id: 17840ac629 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - すずさん» あら!?最初の方にもコメントしてくださいましたよね!そう言ってもらえるなんて…ありがとうございます!番外編ですか!かんがえておきますね(*´ω`*) (2018年7月15日 15時) (レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メノン | 作成日時:2018年4月28日 1時