私と彼の特等席 【JM】

やってきましたバスの時間！ ページ12

ついに来たよ朝が！！プリティーボーイとのおはようございますが楽しみすぎて死にそう。プリティーボーイが乗って来る駅まであと数分…


あぁぁぁぁぁ！！ニヤケが止まらん！！！
ちゃんと固まっちゃわないように家で何回も予行練習したから多分大丈夫！！



キキーッ




……来た！！




プリティーボーイが乗り込んで来るのが見えます。今日もひたすら可愛いです。






……落ち着け心臓。





プリティーボーイがこちらに向かって来る。



そして…





「…おはようございます。」


って私の隣に座りながら糸目をさらにキュッとさせて私に微笑んでくるもんだから






……あれだけ練習した返しが頭から飛んでいってしまった。








「…ふふっ、おはようございますって返してくれないんですか？」






…その上目遣い反則です。






「……お、おはようございます！」





言えたー！言えたよー！！！




するとプリティーボーイ…いや、天使がまた私に微笑んだ。





「今日は噛みませんでしたね。」





お ぼ え ら れ て た






「き、昨日のは忘れてください！意識して噛んだわけじゃないしっ…！」





恥ずかしすぎる…絶対今顔真っ赤だぁ……





「…ふふっ、僕はパクジミンって言います。」



「あっ、高校一年生です。」





パクジミン…？これがプリティーボーイの名前…天使は名前まで天使なのか…！


てか高校一年生だって？やっぱり年下じゃん！！私のヌナセンサーの読みは当たってたよ！！




「えっと…私はパクAです。高校二年です。」




「Aさんか〜。高校二年ってことは…ヌナだぁ〜！」



ふにゃふにゃ笑顔のプリティーボーイ。




『ヌナだぁ〜』


『ヌナだぁ〜』


『ヌナだぁ〜』





……私のHPはもうゼロだぁ〜






「僕のことはジミンって呼んでください！Aヌナって呼んでいいですか…？」




……追い討ちをかける気かこの子は。







「い、いいよ！……ジジジ、ジッジミン…？」





ジミンの三文字でこんなに噛む私って…


コミュ障丸出しすぎて恥ずかしい…





「ほんとですか！えへへ〜AヌナAヌナ〜！」




パアァァァァァって効果音でも付きそうなくらい笑顔になって私の名前を連呼するプリティーボーイ…いや、ジッ、ジッ、ジミン。





…ん''ん''ん''ん''ん''ん''っっ







こういうのを世間ではあざと可愛いと言うのか…(あざと可愛いって使ってみたかっただけ)

それは反則だよ！！→←with 爺

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