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潤「ま、相手もそれで付き合うってこと了承したんだろ?確かに理不尽かもしれねぇけど、A次第でちゃんと振り向いてもらえるよう頑張ることも必要なんじゃね?それに初めてなら逆に口外禁止もいいのかもな。下手に目立つ方が辛いだろ。」
初佳「まぁ…ね、でもA!もし何かあったらすぐ言いなさいよ!!そんなロクデナシ男潤と私でボッコボコにしてやるから!!」
「やめてよお姉ちゃん……。」
確かに厳しいのかもしれない
別に告白して100％両想いになるとは思っていなかったけど
もし彼と付き合えたらって考えた時
ほんの少しだけ
外でデートしたりだとか
もしくはお家デートしたりだとかを想像していたのに
まさかのお付き合いOKかと思えば
デート禁止令(他にもあるけど)の条件付き
唯一2人で会える日と言えば
「に、の…宮君!」
和也「ん、お疲れ。」
平日の放課後、誰も来ない裏庭
誰かが来るって時はせいぜい前の学内イベントの後、大規模なゴミ捨て場として利用されるくらいの場所
そして
私と二宮君が初めて会った場所でもあって
私が彼に告白をした場所でもあった。
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作者名：千也 | 作成日時：2016年6月12日 19時
