16 .shota《ウソ》 ページ17
どうやら、またやってしまったようで。
「2時…かぁ…」
周りを見渡してから今まで自分がさっきまで何をしていたかを思い出した。
隣で涼太が優しい顔で眠っている。
「涼太…ごめんね。遅くなって」
そう話しかけても全く気づいていないようだ。
…いつもされてばかりだから
今日くらい、良いかな？
そっと近づくと
気づかないように少しだけ触れるくらいのキスをする。
「俺の涼太…なんだよな…」
幼馴染から恋人になったって
よく考えたらあまり意識していなかったかも。
正直、関係が変わっても
涼太は…涼太なんだもんな。
「ありがとね」
そう小声で伝えて
彼の頭を撫でると
そのまま眠りについた。
そしてまた
野菜を切る音で起きる。
こうやって何気ない日常が
何だかんだ 幸せだったりするんだよな。
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さゆ(プロフ) - きらしさん» メッセージありがとうございます！勢いで書いてしまったことで笑って貰えて嬉しいです…！これからもお楽しみに！ (2020年3月20日 0時) (
レス) id: c85fea0ee9 (このIDを非表示/違反報告)
きらし(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも作品楽しく読ませていただいてます！あの、break time がめっちゃ共感＆面白くて。頷きながら大爆笑してしまいました…。突然すみません！これからも楽しみにしてます！ (2020年3月16日 20時) (レス) id: 7fabe28cda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さゆ | 作成日時：2020年3月13日 0時
