目が覚めて、 ページ10
Aside
ここは…、私の部屋…?
あぁ、そうか、
ソンフンさんに血を吸わせて、気を失ってたんだ…
ソンフンさん、貧血、治ったかな…、
起き上がって周りを見渡すと、ベッドの横にソンフンさんが眠っていた。
顔に、涙の乾いた跡がある。
泣いてたんだ……
あれ、ソンフンさん、何も着てない…
『…風邪ひいちゃうよ、』
そう言って、起こさないように毛布をかけた。
しばらくして、ソンフンさんが起きた。
SH「あれ…俺寝てた…?って、A?!目が覚めたの!?」
『はい!それより、ソンフンさん、大丈夫ですか…?』
SH「大丈夫!」
SH「…ほんっっとうに、ごめんなさい!!」
なんで、謝るの…、
『私は、ソンフンさんを助ける為に…!』
SH「でも、でも…、吸いたくなかったんだ…。俺の貧血が収まっても、Aが具合悪くしちゃうって思ってたからっ…!!」
『いいんです、だから、もう顔を上げてください。』
すると、渋々顔を上げてくれた
SH「あのね、今言うのもなんだけど、…すごく、美味しかった…」
『…血って、どんな味でしたか、?』
SH「いちごみたいに甘い、かな?でも、Aの血が一番美味しかった…。」
『…やっぱり、甘いんですね、』
私には、鉄の味にしか思えないけど。
…私もヴァンパイアだったら、美味しいと思えるのだろうか、
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作者名:珠琳 | 作成日時:2021年9月30日 22時