イロンナセカイ (ページ38)

今日:4 hit、昨日:9 hit、合計:14,030 hit

次の日ページ38

A side

『…おはよう。』

NK「うん、おはよう。さっ、いくよ！！」

昨日の出来事が全部無しになったりしないかなぁ、なんて思いながら、ニキ君と登校する。

でも、やっぱり現実だったらしい。

NK「どこいこうとしてるの？…こっち。」

『あ、ごめん…』

そうして半分引きずられて連れてこられたのは、昨日と同じ、ENHYPENの部屋。

略してEN教室。

NK「ヒョーン！おはようございますー！！」

『お、おはよう、ございます…？』

JW「あ、おはよ～！」

HS「おはよう」

みんな、もう集まってる…。

SN「ニキ～！僕も一緒に来たかった～！！」

NK「Aさんを迎えに行ってたんです。」

SH「家に？！」

NK「はい」

JK「じゃあ、明日から一緒に登校しようよ！」

『…へ？』

思わず、変な声が出てしまった。

『ま、まあ、別にいいですけど…』

その数秒後に後悔する。

SN「決まり！！明日から、みんなで迎えに行くね～」

みんなで…？

7人も、家に押しかけてくるってこと？

8人で道を歩いて行くの？

歩道えらいことになるけど…？

『WOW…』

「「ㅋㅋㅋㅋㅋㅋ」」

キーンコーンカーンコーン

SH「でさー、ジェイが…」

J「あれは違うんだって！」

JK「ㅋㅋ」

…ん？

あれ、先生来ないな…

『先生遅いね』

NK「来ないよ」

『え？』

NK「僕達が呼びに行った時だけくるの。」

『え』

つまり、授業はまともに受けない、と？

ヒスン先輩はゲームやってるし

ソヌ先輩なんて、自撮りずっとしてるし

自由時間？…なのかな？

…さすがですね、皆さん。

学校からも優遇を受けてるだけあるね。