＿第７話＿ ページ7
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「離せ！」
「何してる」
「フィンクスのこと敵だと思って攻撃仕掛けたんじゃねぇか？」
クロロの質問にフィンクスと一緒にいたフランクリンが答える。
フランクリンからなんとか逃げ出そうとするが、クルタ族ではないから緋の眼にならず、絶対時間が使えない。
「いや、俺認識した後も攻撃しようとしてただろ。なんでだクラピカ」
「それは後だ。流星街の奴らはどうした？」
「自爆したぜ」
そう答えたフィンクスは、火が上がってる方に目を向けた。
先程の爆発は村からではなく、ここから上がったものらしい。
冷静じゃあなかったからわからなかったが、ここはまだ村じゃない。
「他は？」
「先に来た奴らは様子見だったらしい。もうじき次が来るだろうよ。ちなみに来たのは西からな」
「ウボォーとノブナガは西に迎え。残りは村を囲うように配置に着け。爆発に巻き込まないように村にはできるだけ近づけるな」
クロロが指示を出すと皆が動き出した。
フランクリンはオレが抵抗するのを辞めたのを確認すると、地面に降ろして場所を移動して行く。
この場にはオレとクロロとコルトピが残った。
なんだその指示は……まるで村を守るような言い方じゃないか！
本当に……本当に襲うのではなく守るために来たのか？
「……お前たちの目的は、なんなんだ」
「わかり切っていることを聞くな。お前がクルタ族を守りたいって言ったんだろう。俺たちは仲間であるお前のお願いを手伝ってやってるだけだ」
「そんなこといって、緋の眼を奪うつもりじゃないのか！」
クロロはオレをじっと見たまま何かを考えている。
表情を変えないから何を思っているのかもわからない。
オレは右手を後ろに隠しいつでも攻撃できる準備をする。
「お前がなぜ俺らに敵意を向けるのかは知らないが、敵を間違えるな。守れるものも守れなくなるぞ」
そういって西の方から爆発音が聞こえる。
戦闘が始まったらしい。
クロロも移動し、オレの前から去ろうとする。
「ま、待て！」
「クラピカ」
逃がさまいと追いかけようとすると、今まで黙っていたコルトピがそれを止めた。
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ジユウジン(プロフ) - 雲英〜キラ〜さん» 心の中の一人称は「オレ」らしいのでそうしたのですが、やっぱり「私」の方がクラピカって感じしますよね…。主視点クラピカだとどうしても「オレ」ばかりになってしまうので、もし心の中の一人称も「私」に変更した方が良ければもう一度コメントお願い致します (2020年2月13日 0時) (
レス) id: 9a91ee94b5 (このIDを非表示/違反報告)
雲英〜キラ〜(プロフ) - クラピカの一人称は私じゃないですか？ (2020年2月12日 23時) (レス) id: ed9f823896 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジユウジン | 作成日時：2020年2月6日 17時
