＿第11話＿ ページ11
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次の日から修行が始まった。
「A、次やるよー」
「ちょっと待って、身体も心も持たない、心が特に持たない！」
病み上がりだというのにものすごく辛い。
シャルと組手をしていたのだが、アンテナを使って一回刺したごとに罰ゲームのごとく操作されるのだ。
「いいねもとやれー」
「フェイ！助けてよっ」
「嫌なら防げばいい話ね」
フェイは少し離れた所で修行を見てケラケラしている。
「この修行方法結構いいと思うんだけどなぁ」
「何が良くて街中で通り過ぎる人全員にきみかわうぃ〜ねぇってとか言わされたり、噴水を滝に見立てて水に打たされたり、メイド喫茶の隣の店で注文するときににゃんにゃんとか言わされなきゃいけないんだよ！あと食べるときにおいしくなぁれとかさ！」
「……くっははは！」
「笑うな！」
思い出したのか、2人とも笑いが止まらなくなってしまった。
意識のある状態のまま操作されるので、恥ずかしくて恥ずかしくて堪らない。
フェイは除くが、団員の前で何かさせられているわけではないので、それはシャルなりの気遣いだろう。
もし旅団の前で恥ずかしいことさせられることになったなら、私はきっともう二度とホームには帰らない。
「はー、でもいい運動にはなっただろう？俺と一対一で戦って、操作で街まで走り込み、ちょっと恥ずかしい思いをして再びホームまで走り込み。休憩をはさんでからその繰り返し」
「なまてる体元に戻すには足りないくらいね」
「精神的疲れからの身体への負担が半端ないです……」
そう、ふざけているように見えても実はしっかりと修行だったりするのだ。
アンテナを刺されれば恥ずかしい思いをするため、シャルとの一対一は常に緊張感をもって望める。
「体なまてるにしても、Aてそんなによわかたか？」
「確かにね。戦闘をあまり好まないって言っても、普通に強かったと思うんだけど」
「戦わな過ぎて弱くなたか」
「皆が強くなったんです……」
それと前世の記憶もプラスされて、引き出しが一気に増えた私の脳みそでは、闘い方が瞬時に判断できなくなってるみたい。
でも引き出しが増えたってことは、闘い方の範囲も増えたってことだから、経験を重ねるしかないね。
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カナ(プロフ) - この作品大好きで何度も読み返してます。また更新されるのを楽しみにしてます！ (2020年8月29日 11時) (
レス) id: 653b7cacce (このIDを非表示/違反報告)
ジユウジン(プロフ) - koyuzuki0627さん» 幻影旅団の夢小説いいですよね！私も好きでついつい書いてしまいました笑 残念ながら、今回はチートにならないかと思います…。まだ確定ではないので、様子を見つつ変更するかもしれません！更新遅くなってしまいましたがこれからもよろしくお願いします！ (2020年2月2日 16時) (レス) id: 9a91ee94b5 (このIDを非表示/違反報告)
koyuzuki0627(プロフ) - 幻影旅団の夢小説は特に好きなので嬉しいです!!主人公がチート系が好きだし系統もまだわかってないしでチート的に成長して欲しいです更新楽しみに待ってますよ〜おきにいり登録もしました(*⌒▽⌒*) (2020年1月21日 20時) (レス) id: a9af658367 (このIDを非表示/違反報告)
ジユウジン(プロフ) - 時雨さん» 閲覧と指摘ありがとうございます！申し訳ございません、�爛Ε凜�ー�瓩世隼廚辰討泙靴拭帖Ｊ拔�不足でした、すぐ直します…！教えて下さりありがとうございます！これからもどうかよろしくお願いします (2020年1月19日 13時) (レス) id: 9a91ee94b5 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 小説楽しく読ませていただきました！更新がんばってください！10話で誤字があったので、報告させていただきますね？ウボォーの名前がウヴォーになってましたよ(*´･ｖ･｀) (2020年1月15日 23時) (レス) id: 00088783ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジユウジン | 作成日時：2019年11月25日 16時
