＿第３話＿ ページ3
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『な、なんだ？』
「雇い主様、Aです。大事な時にすみません、今日付けで仕事辞めさせていただきます」
会議中だということで要件を簡潔に述べたのだが、ラティパパは何も言わない。
あれ、ミュート？ でも周りの音聞こえるしな。
『……オホン、失礼。少し席を外します』
部屋の外に出た音に続き、耳元で怒鳴られる。
『アホー！ いきなり言われて、ハイ分かりましたと言うと思ったか！ 何度言ったら分かるんだ、報連相をしろと言っているだろう報・連・相を！ ラティもAも学習能力は幼児並か！？ あぁ！？』
「報連相は今していますよ。辞めようと思ったのですぐ電話掛けてるじゃないですか」
『辞めますってもう決定事項じゃないか、相談はどこに行ったんだ相談は！ とにかく、詳しい話は後だ。会議が終わったらこちらから掛け直すから、寝るなよ！ いいな？ 寝るなよ！？』
振り……かな？
「努力します」
『努力じゃない、これは命令だ！ じゃあな！』
終始お怒りのご様子で電話を切られる。
やはり私は嫌われているみたいだ。
なぜだろう。
さぁて、夜も遅いし寝るか！
＿＿Aはとことんマイペースなのであった。
次の日になって、着信が大量に来ていた。
目がハッキリ覚めてから折り返す。
「おはよう、ラティパパ！」
『きぃさぁまぁァ！ なぁにがおはようだ！ ふざけてんじゃねぇぞテメェ！』
「ごめんって！」
『で、辞めたい理由はなんだ？ これからどうするつもりだ』
「ラティとは仕事でじゃなく、友達として遊びたかったの。これからは……んー。考えてないや」
『そうか……。決まってないなら、念の修行も兼ねて天空闘技場に行ってみろ。金も稼げて特訓もできる』
「念の修行か……いいね。行ってみる！」
『気を付けろよ。なんか困ったことがあったら連絡しろ。あと、こまめに戻って来いよ』
「うん、ありがと。雇ってくださりありがとうございました」
『もし別の所で護衛仕事するなら、絶対その礼儀直せよ』
「え？ ラティパパの所以外でこんな真似するわけないじゃん！ 干されちゃうよ！」
『貴様確信犯か死ねぇ！』
あ、切られた。
こんな失礼なこと他でするわけないのに、何を心配してるんだろ？
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ぱるむ - 更新を待ってます。どうかよろしくお願いします！！ (2020年7月29日 9時) (
レス) id: 0d1397699c (このIDを非表示/違反報告)
ジユウジン(プロフ) - Kさん» ありがとうございます！久々の更新となってしまってすみません……。少しずつでもちゃんと進めていくのでこれからもよろしくお願いします！ (2020年3月26日 21時) (レス) id: 7b9e53fa76 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - とても面白いです！クロロとの関係とかこれからどうなっていくのかなどめっちゃ気になります！これからも更新がんばって下さい！！応援してます！ (2020年3月16日 9時) (レス) id: 2e3805e445 (このIDを非表示/違反報告)
ジユウジン(プロフ) - ぱるむさん» コメントありがとうございます！このままゆるっと進めつつ、2人の駆け引きとか上手く掛けたらいいなと思ってます！恋愛初心者で変なところもあるかもしれませんが、これからもよろしくお願いします！ (2019年12月30日 11時) (レス) id: 9a91ee94b5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - すごく面白いです！！！こんな感じのクロロの小説を求めていたので、続きがすっごく楽しみです！！更新頑張ってください！！ (2019年12月23日 9時) (レス) id: 0d1397699c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジユウジン | 作成日時：2019年11月20日 13時
