＿第46話＿ ページ46
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「おい、なにガキ相手に吹っ飛ばされてんだよ」
「ガハッ……！」
敵の仲間は笑っているが、殴られた奴は口から血を吐いた。
その様子を見て敵は顔を歪ませる。
「行かなくていいのか？」
「凝で見てみろ。オーラが増量している。クルタ族の村で見た時と同じだ」
初めはもちろん参戦するつもりだったが、Aの動きを見てそのまま見ていることにした。
ピンチになった時にはすぐに参戦できるよう、準備はしておく。
Aは敵が怯んでいる隙に足を掛けバランスを崩し、顔を蹴り上げた。
見た目に反して強い力は出るが、相手に致命傷を負わせるほどじゃないな。
「殺せ！」
傍観しているだけだった男も立ち上がり、そう指示を出した。
5人の内2人が怪我を負っているが、ちゃんと態勢を整えた敵を相手にどう戦う？ A。
「団長！」
「行くぞ」
このまま見守ろうと思っていたが、敵がオーラを纏ってAを攻撃しようとしていた。
念を使えないAではどう頑張っても太刀打ちする事はできない。
俺が相手の腕を切り落とそうとした時、Aが敵の腕を掴んで折った。
「なに？」
「わたしがやる」
Aを見ると、さっきよりもオーラの量が増えていた。
腕を折られた男は地面に転がり、痛い痛いと叫んでいる。
目を逸らしたほんの少しの間に、3人の敵を戦闘不能状態にしていた。
早い。
それに……相手は念能力者だぞ。
普通ならオーラを纏っていないAの体がダメになるはずだが……。
最後の1人＿＿恐らくコイツらのリーダーとAが向かい合う。
リーダーは懐から複数のナイフを取り出し、いくつかをAの方に投げた。
Aはそれを軽々よけ、相手に近づくが、投げたナイフは向きを変え、再びAへと飛んで行った。
「A、後ろに気を付けろ！」
操作系か放出系か？
やっぱり助けに……。
Aは敵の下に滑り込み、足の間を通って後ろを取った。
ナイフは敵に刺さった。かと思えば通り過ぎて後ろにいるAに刺さった。
「A！」
具現化系か！？
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ジユウジン(プロフ) - かかかっかさん» お待たせしました！ 実はこの先どう話をつなげようか全く思いついておらず……笑 少しずつでも進めていきますので、続編でもよろしくお願いします！ (2020年11月23日 22時) (
レス) id: 7b9e53fa76 (このIDを非表示/違反報告)
かかかっか - 今日更新日じゃあないですかあぁーーなんて奇跡！ (2020年11月23日 13時) (レス) id: be021bd9b1 (このIDを非表示/違反報告)
ジユウジン(プロフ) - なつみかんさん» コメントありがとうございます！そんな風に言って頂けたのは初めてで嬉しいです…！私も今後書けるのが楽しみで、早く更新していきますね！体調崩せばゆっくりできるので更新できるのでは…と考えてしまいました笑 なつみかんさんもお気を付けください！ (2020年2月13日 0時) (レス) id: 9a91ee94b5 (このIDを非表示/違反報告)
なつみかん(プロフ) - かわいい...優しい気持ちになれて素敵な小説です、タイトルや種族のところを考えるとなんだか不穏ですが、それも楽しみにして更新待ってます！作者さんお身体には気をつけてくださいね！ (2020年2月12日 15時) (レス) id: a4479fa504 (このIDを非表示/違反報告)
ジユウジン(プロフ) - うらららリンゴさん» コメントありがとうございます！クラピカや主人公組……というより原作に入るまでまだまだ時間がかかりそうなのでしばらく出てこないかもしれません……。そこまで進んだ時には、ご期待に応えられるよう頑張りますので今後ともよろしくお願いします！ (2019年12月15日 9時) (レス) id: 9a91ee94b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジユウジン | 作成日時：2019年11月14日 17時
