君を想って今日も。2 #JUMP

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「 Hey!Say!JUMPさん入りまーす 」









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「 うん中島くんいいね 」
「 有岡くんもうちょっと中心によって〜 」
「 伊野尾くんもう少し笑顔で行きましょうかぁ 」









スタジオに響く
無数のフラッシュ音とカメラマンの指示。









「 お〜山田くんいいね〜 」









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“色気大放出JUMP”




なんてファンが食いつきそうな見出しをテーマに
カットシャツ一枚と黒スキニー。








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あーあ。どうしてこんなにうまく行くんだろうか。








目が腫れて笑顔も作れなくて
それが逆効果なのかは知らないが、
誰も俺の異変に気づかない。


別に気づいて欲しいとは言わないけど
ただ…





“俺の人気が落ちて、その原因がAと別れたことになればいいのに”


腹黒、俺。









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大貴「 山田は？何弁？ 」

涼介「 ん唐揚げ 」








食欲も普通に沸くし、
面白いことにはクスッと笑えるし、
楽屋にいても普通に楽しいし、
心は幸せだし、









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でもやっぱり、

ふとした時に思い出してしまうのが一番嫌なもので。









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楽しく笑っていたいのに

胸がぐっと苦しくなって。









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