君を想って今日も。2 #JUMP

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“応援してたのに…”

…………どうしてプレーヤーの夢を諦めてしまったのか俺は。









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でもどこかで、
プレーヤーじゃなくてもいいかな
なんて思ってた。






Aには “サッカー関係の仕事に就きたい”
そう言って上京したわけだし、

上京に付き合ってくれた家族も “涼介が幸せならそれで良いんだから” って言ってくれたし









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でもさっきから、

あの言葉が俺を締め付けて……






“有岡くんから交際迫られてるらしくてさ”









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あー先輩の言葉は凶器だ。








鈍器みたいに俺を殴られたような衝撃を与えたり
刃物みたいに俺の心臓をえぐるような痛みを与えたり





………そして今、俺の胸を無闇に締め付けてる。









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A「 私待ってた 」

涼介「 … 」

A「 ずっとね、待ってたの 」

涼介「 …… 」







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強気だったAの口調は


だんだんと力を無くして、
かすれた声で言うんだ。









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