199song:安心を ページ4
「藍ちゃんカッコイイ」
「美風くーん！」
美風藍はいつも優しくてアイドルで多くの人から好かれてる。
そんな先輩を誇りに思うけど何故かわからないけどたまにそんな事実を嫌に思うんだ。
多くに向けるその笑顔を見る度に私は辛くなる。
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藍「あ」
『……』
あれ？私さっきまで風呂場にいて…
私が持っていない服を何故か着ている。
藍「気が付いた？」
『はい』
藍「風呂場で逆上せてたよ」
『じゃあこの服は？』
藍「ボクの。ついでにここはボクの部屋」
ライトグリーンが基調とされた部屋だ。
そしてよく考えたら私は…その美風先輩が普段使っているベッドにお邪魔になっていたようだ。
『わ、わ、私のせいで寝られないですよね。すみません』
藍「まだ寝てたら？体調悪いんでしょ」
『で、でも』
慌ててベッドから降りようとしたら美風先輩に制された。
藍「まだ寝る」
『わかりました…』
美風先輩はけっこう頑固だ。
こういう場面においては素直に厚意に甘えた方がいいのを私は知っている。
藍「そうだ、うなされてたけどどうかしたの？」
『いえ、別に』
うなされる？
何でだろう？
時計の針は2時を示していた。
だけど美風先輩は寝る気配が全くなかった。
藍「何？」
『寝ないんですか』
藍「うん、仕事があるから」
美風先輩はパソコンと向き合って難しい顔をした。
きっと私には手伝えないことだから口出ししない方がいいな。
藍「部屋が明るいなら電気消す？」
『あ、大丈夫です。』
布団の中に頭入れちゃえば済む話だ。
掛け布団は美風先輩の匂いがして安心した。
まるで美風先輩に抱きしめてもらっているようだった。
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卒業シーズンですね。
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空色オレンジ🍊 - すっごく面白いです！続き、楽しみにしてます！ (11月12日 16時) (
レス) @page8 id: 1e9241b5ba (このIDを非表示/違反報告)
king・io - なんでこんなに良い作品生み出せるんですか？cooさんは神様ですか？よし、教会に行って祈ろう！(仏教徒です) (2017年5月5日 18時) (レス) id: 5455d9796b (このIDを非表示/違反報告)
coo(プロフ) - えむ★さん» ありがとうございます！カメ更新ですがこれからもよろしくお願いします。 (2017年3月7日 7時) (レス) id: ea9a2240b8 (このIDを非表示/違反報告)
えむ★ - 更新待ってました！前作も読みました。頑張って下さい！ (2017年2月28日 16時) (レス) id: 35ae39b3a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：coo | 作成日時：2017年1月10日 23時
