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お話ごじゅうよん。 ページ34

.........


耳に余る大きな音をたて、中也の愛車は爆発した



───
──


『ケホッケホッ...』

芥川「...御無事ですかお二人とも」

太宰「反応速度が速くなったねぇ」



爆発の寸前に羅生門で守備(ガード)をして被害を与えなくした

爆発に巻き込まれたら流石の二人でも一溜まりもない
Aは芥川にお礼をするが、完全に爆発の餌食となった中也はどうなったのか。




中也「...おい、糞太宰」

太宰「んー?」



一応無事てはあったが、外套や帽子、何より
大切な愛車第二号は呆気なく散ってしまった。

手がプルプルと震えている
怒りを抑えているようだった



中也「この、やろ...ぅ」

太宰「え!?中也まさか泣いてる??
愛車如きで!?えーいがぁい」



形になっていない帽子で顔を隠すが、流石に隠しきれずに見えてしまう

少し見えた彼の顔は怒りと悲しみが表されていた


解るだろうか。


太宰の予言は絶対だ。



此れも予言の一部であり、彼は今涙目だということは言わなくても解るだろう。



芥川「中也さん...」

『太宰さん...貴方って人は__』



Aは太宰に呆れた顔を見せるが、何時ものこと過ぎて慣れてしまった自分も居ることに驚いていた



『ほん、とぉ...ふふっ』

太宰「ん?Aちゃん?」



瞬間、Aの通常運転の真顔が崩れた


子供のようにあどけなく笑った其の顔は、まさに天使のようだった。

其れに三人は魅了され、Aの笑顔がめに焼き付いた。




芥川「...子供だが子供ではないと聞いた天羽幹部でしたが、

其のように笑うとは興味深い」



つい漏らした芥川の顔は、どことなく微笑んでいるようにも見えた



中也「たくっ...手前には本当__」

太宰「Aちゃんには本当__」



″敵わない″

お話ごじゅうご。→←お話ごじゅうさん。


今日の文豪!

澁澤龍彦


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sonata(プロフ) - 榊の燕さん» そうなんですか!私も良くやりますw (2019年2月18日 20時) (レス) id: a634f358f4 (このIDを非表示/違反報告)
榊の燕(プロフ) - sonataさん» ありがとうございます!!まぁ勉強だけだとしんどいので占ツクとpixivで息抜きしてます (2019年2月18日 20時) (レス) id: 1bf9cce919 (このIDを非表示/違反報告)
sonata(プロフ) - 榊の燕さん» そうなんですか!?そっちの方が大事じゃないですか!!頑張ってくださいー! (2019年2月18日 20時) (レス) id: a634f358f4 (このIDを非表示/違反報告)
榊の燕(プロフ) - sonataさん» そうだったんですね 自分が高校受験目の前だったので勘違い(?)してましたわw (2019年2月18日 19時) (レス) id: 1bf9cce919 (このIDを非表示/違反報告)
sonata(プロフ) - 榊の燕さん» ありがとうございます!!(テストのことですか?なら、普通の学年末テストですよ!部活だったら選抜です!) (2019年2月18日 19時) (レス) id: a634f358f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sonata | 作成日時:2019年1月4日 21時

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