生きる理由を無くした少女のお話。2nd《文スト》

お話にじゅうよん。 ページ4

一方その頃...


賢治「失礼します！皆さんがテロ事件を起こした犯人さんですか？」


賢治君が犯人と思われる人たちに尋問？を行っている

素直すぎてついていけないと思ってる私は後で其の様子を見ていた


男「あぁ？何処の回し者だ手前」

男「後ろの奴もお仲間さんかぁ？」


『はい、その通りです』



賢治君に習って素直に言ってみたけど、
嘘をつかないって何か気持ちが良いと思ってしまった

まぁ、此処で嘘つく理由はないけど



男「そっかそっか〜


拘束して逃げられないようにしろ」


急に口調を変えた男に反射的に私は足を退いた

賢治君は変わらずにこにこ笑顔で立ったままだ



男「無駄な抵抗はするなよ

次にテロを起こす場所で一緒に逝け」



男がそう言った瞬間に

賢治君は目を輝かせた


賢治「自分から言ってくださるなんて、やっぱり心の優しい人たちだったんですね！

今から自首しに行きましょう、
そしたらきっと＿＿」



其の先の言葉を聞く前に、金属で何か叩く音が響いた

男の部下らしき人が賢治君の頭を鉄パイプ殴ったのだ


『賢治君ｯ』



予測はしていたけど賢治君もまともに受けはしないだろうと油断していた

少し前に動いたせいでフードが下がった



男【ｯ!?///】


『賢治君、無事ではあるよね...』


男「へぇ、お嬢ちゃん美人だったんだ」

『何言って...』

男「俺の女になるなら其の餓鬼、見逃してやる」



調子に乗り始めた男は気づいていないだろう、

賢治君が起き上がっていることに。



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


sonataです！

いつの間にか順位がついているし、星に色がついてるしでビックリしています!!

感謝しかありませんよ、
本当、ありがとうございます。

引き続き不定期更新ですがよろしくお願いしますm(_ _)m

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今日の文豪！

澁澤龍彦

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