生きる理由を無くした少女のお話。2nd《文スト》

お話さんじゅうきゅう。 ページ19

チャイムの音が鳴る
私たちは急いで職員室へと向かった

ｶﾞﾗｯっとドアを開ける音がする

朝会を終えた教師らが席を立とうとしていたところだった



『失礼します。転校生の天羽＿＿＿』


女教師「天羽Aさんね！」



名乗ろうとしたところに一人の女教師が話しかけてきた
私の名前を知っているし、担任だろう


彼女は私よりも少し背が高く美人、
男子生徒に人気がありそうな人だなと思った



美月「あれ？Aってば知り合い？」

心優「先生と？」


『違いますよ。彼女は私の担任だと...


そうですよね』



女教師に向かって笑いかけた
潜入捜査では演技をする。それが私のやり方、

明るく、平凡な生徒を演じる



女教師「はい、其の通りですよ。


私が担任の天野光(ｱﾏﾉ ﾋｶﾘ)です」


心優「天野先生、私たちみんな一緒のクラスなんですか？」

天野「いいえ、天羽さんは一組

青羽さん方は三組ですよ」



ちなみに三組の担任はベテラン男教師

美月さんはぶーっと言って私に抱きついてきました
心優さんは其れをみて笑っています



美月「なんでー!?Aだけ違うとか可哀相とかの前にうちらのモチベが下がる!!」

『モチベ...？』

心優「モチベーションのことだよ」



前から思っていましたけど、美月さんからは良く聞いたことの無い言葉が出てきます

私が馬鹿なだけなのでしょうか........

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今日の文豪！

澁澤龍彦

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