第1話 ページ2
遠井さん視点
今日は高校の入学式。黒板には
「入学おめでとう!!」の文字。
初めて訪れる教室に、私の胸は踊った。
しかしそんな中、唯一の不安は
遠「友達できるか不安だなぁ。」
それは友達。
だが私には小さい頃からの親友が居る。
『何言ってんのあかね!私がいるでしょ?』
遠「あーそうだったねー」(棒)
そう、こいつ。
いつもふざけてるけど、いざと言う時は頼りになる良い奴。
『相変わらずツンツンしちゃっt「おはよ!」』
「『近くね?』」
突然視界いっぱいに広がった男子生徒の顔面に驚き、ほぼ反射的に言葉が出る。
?「君、名前なんて言うの?」
彼はそのままの距離で話し続ける。
遠「ちょ、ちょっと離れてもらってもいいかな?」
?「ああ、ごめんごめんwちょっと近すぎたね。」
なんだ、話が通じるじゃない。
と思ったのもつかの間。
?「君ー、名前なんて言うのー?」
遠「いや遠いわ。」
教室の隅から尋ねる彼に、またもや反射的に言葉が出る。
?「えー?」
遠「遠い、、、、ww」
彼の極端な行動の面白さに思わず声が震える。
?「遠井さん?」
遠「はぁ?」
?「名前、遠井さん?!」
遠「遠井さんじゃない!!!!w」
?「よろしく!遠井さん!!」
遠「遠井さんじゃない、、www」
?「遠井さんはどこ中学校出身なの?」
遠「だから遠井じゃな、、w」
?「遠井?遠井中学校?」
遠「遠井中学校じゃない!!」
どれだけ私を遠井にしたいんだよお前は!
?「ハハ!名前と中学校一緒なんだ面白いね!」
遠「なんだよコイツ!!」
人の話を聞け!という気持ちで声を荒らげる。
遠「てかAも見てないで助けてよ!」
『ごめんごめんw"遠井さん"!』
遠「Aまで、、、はぁ。もう、、、」
Aまでアイツ側らしい。
これから私の高校生活どうなっちゃうの、、、
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作者名:ソナタ | 作成日時:2019年5月20日 12時