君に会ってしまってから〈JN〉 (ページ42)

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ご飯ページ42

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JN母「ジュンフィ〜、ズーチェン！ご飯作ってくださったから運ぶの手伝いなさい！！」

私も手伝おうとキッチンに出向くとおばさんに「座ってなさい」って止められた。
今日は元気なんだけどなぁ。
大人しく席につき先にお酒を飲んでた父さんとおじさんの会話に混ざる。

久しぶりの中国語が飛び交う環境に新鮮さを感じつつ、たくさんの料理が置かれる食卓に胸が高鳴った。

JN父「おう、ジェイシン久しぶりだな。はっはっは。こんなに立派になって、ジュンフィも安泰だな」

「ふふっおじさん久しぶり。ありがと。」

安泰という言葉に一瞬顔を暗くした父さんに大丈夫だよ。と念を送り、会話を続ける。

父「仕事はちゃんとやってるか？」

「うん。最近はなんか仕事外にも頼まれて大変だけどやってるよ。金取ってやろうかな。」

JN父「ジェイシンは頭がいいからなぁ〜言葉を選ぶのも綺麗だし。」

父「翻訳もなかなか大変だろ？どこでもできる仕事なんだ。こっちに戻ってきたらどうだ？」

でた。過保護。父さんは何かとこっちに戻ってこさせようとする。
心配なんだろうけど、、でも、、私は、、

「ううん、私は韓国にいる。なんだか合ってるの。それにジュンもいるしね」

父「そうか、、」

ごめんね、こんな親不孝な娘で。
一緒にいたいんだよね、私と。自意識過剰か、、
稼いだお金、父さん達に残しておかなきゃ。ジュンはきっとすごいアイドルになるだろうからそんなに残さなくて大丈夫でしょ。
なんちゃって。

いつの間にか食卓は私の好きなもので埋め尽くされていて胸が高鳴った。

母「ささ、食べましょう」

「うん！！！」

JN母「ほら、ジェイシン、食べて食べて。」

そう言っておばさんは向いたエビを私のお皿の上に乗せていく。
エビは私の好物でそれこそ、ミンハオと中華料理のお店によく食べに行くほどだ。

「ありがとう！！」

JN母「いいのよ！！たくさん食べなさい、こんなに痩せちゃって、、」

JN父「そうだ、たくさん食べなさいジェイシン。」

おじさんもおばさんもほんとに良くしてくれる。

母「ところでジュンフィ、ミンハオと同じグループなのね。びっくりしたわ。」

JN「そうなんです！！」

すごいよね、どんな巡り合わせなんだろう。

母「Aと結婚したら、親戚ね。ﾌﾌﾌ」

JN「そのことなんですけど、、」

ジュンが姿勢を伸ばして父さんと母さんのほうを向いた。