君に会ってしまってから〈JN〉 (ページ40)

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「けっこ、ん？」

もちろん、嬉しい。
でも私の中には葛藤がただただ黒く渦巻いていた。

アイドルであるジュンのこれからを私が邪魔しちゃうんじゃないか。
残りどれだけ隣にいれるかもわからない私がそばにいていいの？
そんな不確かな未来でジュンを縛りたくない。

でも、、、でもそばにいたい。

ジュンのそばで笑っていたい。

ジュンの笑顔をそばで見守っていたい。

私が大好きな笑顔を。

大好きだから。
愛してるから。

「ジュニ、、、私、、、、ジュンを幸せにしてあげれるか分かんないよ？」

ごめんね、ジュン、断れない私の最後の抵抗だと思って？
いじわる言ってほんとごめん。
でもジュンは私の頬を優しく掴みこう言った。

JN「大丈夫だよ、Aの幸せが僕の幸せなんだから。僕がAを幸せにすればいいんでしょ？」

優しくかけられた言葉の一つ一つにまた涙がこぼれ落ちる。
その涙で何を勘違いしたのか

JN「なんか気に触ること言った！？ごめんね！？A！？あれ、どっか痛い！？」

異様にあたふた焦る大好きな人。ふふっ、、、優しいなぁ。
こんなにも好きなのに、、何かする度にまた好きにさせてくるんだもん。

「違うよ、ジュン、、ただっうれしくてっ、、、」

「ジュンこれからもよろしくお願いします。ありがとう、我爱你」

私がそう言ったあとジュンはポカンとしていた。
でもその後私が大好きなあの笑顔で

JN「A、、！我爱你！！絶対幸せにするからね！」

こう言ってくれた。

「ありがとう、、！ほんとだいすき、、」

ジュンの腕が私の背中に回り、優しく抱きしめられた。
そして目と目が合い優しいキスを深圳の夜景を背景に交わした。