プロポーズ JNside ページ39
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「わぁ〜！！きれ〜い！！」
隣で久しぶりの景色にはしゃぐAを見て、ここへ来てよかったと思う。
大都会に日が沈んで行く様子を見て跳ねているAは珍しくて可愛いけど、発作を起こされたら怖いので手を繋いでその動きを止める。
いよいよ太陽がビルの彼方へ消えていく時、Aの顔が切なくみえた。
そんな顔をしたのが不思議で
JN「Aどしたの、、？」
と聞くと
「消えちゃうのが怖い、ここでジュンに告白された思い出も、私も消えちゃう。」
JN「Aは消えないよ。思い出も。全部僕の中に残ってるんだから。」
「ふふっ、それもそっか、、。」
2人して地面に腰を下ろし、Aは一瞬笑ってまた再び口を開いた。
「、、ねぇ、、、ジュン、、。」
JN「ん？どーしたの？」
「覚えてる、、？こうやって、、日が沈んだころ、ジュンが告白してくれたんだよ、、。」
覚えてるよ。
「私、、すっごく嬉しかった」
JN「ふふっ、知ってる。」
「私たちすっごく恵まれてるよね、、時間以外は、、。あんな別れ方してさ、、またこうやって付き合ってるんだよ、、、？すごい偶然だと思わない、、？しかも韓国でさ、、」
JN「う〜ん、、偶然じゃなくて、、、運命なんじゃない？僕たちは」
「う、んめい、、、。そうかも、、。、、、私ずっと変わらないなぁって思うことがひとつあってね？」
「ずっと、ずーっとジュンが好きなんだなぁって。多分死んでからも」
JN「僕もだよ？」
嬉しい、そんなことを思ってくれてるなんて
「幸せすぎるんだよね、、私、、、。だから、神様は制限を付けたんだよ、時間ていう制限を、きっと」
もっと幸せにしてあげれるよ。
知らない間に僕と、Aの頬には涙が伝っていた
「、、私が、、消えちゃったらさ、、？ジュンは、、、幸せに暮らして、、、？新しい好きな人ができたっていい、、。だからっ、、だからっ」
JN「A、、A？僕はもう幸せだよ、、。これ以上ないくらい、、。だからそんなこと言わないで、、、。ずっとAが好きなんだから、、、、。おねがい、、。」
「じゅんっ、、ありがとうっ、、、私も大好きっ、、」
よし、今伝えるんだ。あの日みたいに。
言葉は違うけど。
JN「A、僕と結婚してください」
＿A、僕と付き合ってください！！
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作者名：ソナ | 作成日時：2023年5月28日 9時
