家 ページ37
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「ただいま、母さん！」
家に入ると私が大好きだった料理の匂いが鼻腔をくすぐる
ジュンと、父さんは同じ階の人に捕まってしまったみたい。
母「おかえり、ジェイシン、よく帰って来たわね。元気だった？、、って聞くのは野暮よね、、、ごめんなさい」
お母さんが奥から出てきて、申し訳なさそうな顔をする
「母さん、、いいのよ、、謝らないで。今は元気なんだから」
母「そうね、、。さぁ！！夕飯にしましょう！お腹すいたでしょう？あら、ジュニは？お父さんも見ないわね、、、」
こんな明るく接してくれる母さんが私は大好き。
きっと、辛いのを隠して明るくしてくれてるんだろうなぁ。
「シェンさんに捕まってるのﾌﾌｯジュニもイケメンだからバレちゃったのね」
母「あらあら、娘の彼氏になったジュンはどんな風に育ってるのかしらね、そうだわ！ウェンさんも呼びましょう！ジェイシン呼んできてくれる？ついでにお父さんも、テーブルを出してもらわないと。」
「うん！！」
ｺﾝｺﾝｺﾝ
JN母「はーい」
「おばさん！！ジェイシンです！！！」
JN母「ジェイシン！？」
奥からドタバタ音が聞こえて扉が勢いよく開く
「おばさん、お久しぶりです！！」
JN母「あら〜久しぶりね！！あの子と付き合ったんでしょ！？体は大丈夫！？あら〜痩せたわね、、ちゃんと食べてるの？あの子が彼氏で大丈夫！？」
おぉ、親子揃って質問攻め、変わんないなぁ。
JN母「あぁ、、久しぶりすぎて聞きたいことがたくさんね、、。」
「おばさん、母さんがジュンフィも含めてみんなでご飯食べようって、ほら質問は後で聞くから、ね？」
JN母「あの子も帰って来てるの？」
「嘘、連絡してないの？」
JN母「えぇ知らないわ、えぇと、ご飯を一緒に食べるのね！！いいわよ！！ちょっと待ってねーお父さんと、もう1人のバカ息子も連れていくから、あぁ！！家で体休めときなさい！！長旅で疲れてるだろうから」
「ありがと、待ってるね」
いつまでも捕まってる、父さんとジュニを連れて家へ入る
JN「お邪魔しまーす、、。」
母「あっら〜、ジュンフィったら、またカッコ良くなって〜」
玄関で待ち構えてた母さんにバシバシ背中を叩かれてる。
痛そう、、母さん手の力強いんだもん、、、。
母「ほら！あんたはさっさとテーブル出して来て！！」
父「扱いの差が違いすぎないか！？」
これでもラブラブなんだから、、微笑ましい両親だ
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作者名：ソナ | 作成日時：2023年5月28日 9時
