JN side ページ29
JN side
「私ね_あともって三ヶ月だって。思ったより進行してるみたい、、、、」
Aの口から出た言葉は信じれなかった。
いや信じたくなかったのかもしれない。
その言葉を受け止めることを心が拒否していた。
JN「う、そだ、、、」
「っごめん、ごめんね、、。嘘じゃないの」
Aが傷ついた顔で謝る。
違うっこんな顔はさせたくないのに、、。
JN「嘘だっ嘘だよね!?そんなこと絶対にないっ」
僕から出てくる言葉はAを傷つける言葉ばかり
「ほんとなの、、、。」
JN「本当にAはあと三ヶ月で死んじゃうの?嫌だよ、、、そんなの、、、、」
僕からは涙が零れる。
「私だって嫌だよっ、、、でもねこのまま秘密にして死んじゃって、絶対そっちの方がジュンが傷つくって思ったから、、、」
「だからっだからっっ」
そういうAからも涙が零れる
頬に垂れた涙をそっとすくってあげる。
「へへ、嫌だなぁ泣かないって決めたのになぁ」
笑わないでよ。無理して笑わなくていいんだよ。
三ヶ月、、、長いようで短すぎる時間。
僕たちにはそれだけしか時間が残されていないんだ
よし、ムン・ジュンフィ、決めたじゃん。
Aを幸せにするって
そう思ったらいても立っていられなくてAを抱きしめた
JN「Aっ絶対生きて、三ヶ月、生きよう一緒にっ、ねっ!?」
「うんっ」
Aは僕の胸の中でくぐもった声で返事をした。
その後はただ見つめあって夜が更けた病室でキスをした
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作者名:ソナ | 作成日時:2023年5月28日 9時