事の始まり ページ2
Aside
ーあなたは、あと、、一年半しか生きることができません。
｢え、？」
突然医者に言われた言葉は、ドラマでしか聞いたことないようなセリフで、私は驚きを隠せなかった。
｢そ、そうですか、、。」
そんな衝撃的な出来事があったのが30分前。
韓国に来て3ヶ月ごろに私の体に持病があったことがわかった。
その病気の定期検診でこの結果だ。
でも、生きていても、、何もないし。
残りの1年半何しよう…。
中国に戻ろうか、
中国の話になって思い出すのは、幼馴染の不思議で明るい男の子。
｢ジュン…」
私と彼は小さい時からずっと一緒にいて、中学の時は付き合ってた。
｢そうだ、そういやジュンも韓国にいるんだっけ」
中学校生活も後少しという時、
JN ) ｢A、俺韓国に行ってくるね！」
って急に言われて、その3日後には中国を去っていた。
私はその後もずっとジュンを想い続けた。
でも、彼にはそれっきり会ってない。
｢ジュン、会いたい…」
でも、会ったら会ってしまったら生きたくなってしまう。
それはダメだ。
大人しく中国に帰って、あとはただのんびり過ごそう。
喉が乾いたので帰り道コンビニに寄ることにした。
お茶を手に取って、レジに並ぼうとした時、中国のお菓子があった。
｢うわー、懐かしい」
｢ジュンも好きだったよね…。いっつも私の分まで取ってさ。」
せっかくだから久しぶりに買おうと思って、カゴに入れたその時
⁇) ｢そのお菓子美味しいですよね！！僕も好きなんです！」
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作者名：ソナ | 作成日時：2023年5月28日 9時
