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A「(くしゅんっ！)」
せっかくの甘々なモードなのに、空気を読めず大きなくしゃみが出てしまった
ラ「あっ、こんな所にいたら風邪ひいちゃいますよね」
A「これくらい大丈夫だよ」
ラ「あの…」
A「ん？」
ラ「変な意味じゃないんですけど、中に入りますか？」
A「へ、」
ラ「いや、その！もっと先輩とゆっくり話したいなって、思っただけで…」
恥ずかしいのか、顔全体を真っ赤にして口元を隠している。
A「じゃあ、お邪魔してもいいかな…？」
ラ「え、あ、はい！！」
・
ラ「狭いですけど、」
部屋に入り、2人がけのソファーに座るように促された。
ラ「飲み物用意してくるんで、！」
緊張しているみたいで、スタスタとキッチンまで走って行った。
お部屋、綺麗に整頓されてるんだなぁ…
ボーっと辺りを眺めていると、ラウールくんが戻ってきた。
ラ「そんなにまじまじと見ないでくださいよ…」
飲み物が注がれたコップをテーブルに置きながら頬を膨らませるラウールくん
A「やばい可愛い、すき、」
ラ「え、？」
A「…あ」
私としたことが、いつも思っていたことが口走ってしまった。顔から火が出るくらい赤くなっていくのが自分でも分かる。穴があったら入りたい。
恥ずかしがる私の隣に腰掛けて、私の頭をゆっくりと撫で始めた。
まるで子犬を撫でているかのように。
ラ「Aちゃん、ほんとに可愛いね」
A「え、今、名前…」
ラ「んー？」
A「初めて名前呼んでくれた、？」
ラ「うん、呼んじゃった。ダメでしたか？」
A「ううん、嬉しい」
ラ「ふふ、良かった〜」
ラウールくんの笑顔が眩しすぎる、
もう恥ずかしくて目が合わせられない。
A「ラウールくんも、もう敬語は外してね？」
ラ「いいの？」
A「当たり前だよ、」
ラ「ねえ、Aちゃん」
A「なに？」
ラ「何でさっきから僕のこと見てくれないの？」
A「いや、そんなことないよ、」
さっきまで余裕がなさそうだったラウールくんの声がだんだん生き生きとしているように感じる。
ラ「照れてるの？」
A「ち、ちがうし！」
ラ「え〜、僕はAちゃんと話してるだけで照れるくらいなのに。余裕がないのは僕だけか〜。」
そう言いつつも、膝の上に置かれた私の手の上に、そっと手を重ねてくる。
この子、やっぱり相当あざといぞ。
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みい(プロフ) - 元カレしょっぴーの優しさにもきゅんとしました🥺💙💙 (2022年3月14日 1時) (
レス) @page33 id: f159bcba7d (このIDを非表示/違反報告)
そむりん。(プロフ) - みいさん» ありがとうございます🤍ふっかさんとめめは、この先も登場するシーンがあるのでお楽しみに…🥺 (2022年2月22日 21時) (レス) id: c21d1ed65d (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ふっかさんやめめも登場してストーリーどうなるの？！ってめちゃくちゃ続きが気になります😭💕更新楽しみにしてます！ (2022年2月22日 1時) (レス) @page23 id: f159bcba7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そむりん。 | 作成日時：2022年1月22日 22時
