頑張るから。 ページ3
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夕方の17時
疲労が溜まってきた身体を引き摺りながら
バイト先へと向かう
更衣室に入ろうとするとバックヤードから
何やら聞こえてくる店長の声と聞き慣れない男の人の声
「じゃあ、明日からよろしくね」
「はい！よろしくお願いします！」
だれだろ…面接があったのかな
新人が増えるということは、私のシフトも少し減らせるじゃないか！
そうこうしているとバックヤードの扉が開いて
先程の声の主の店長と男の人が出てきた
その瞬間、私の目は驚きで
かつてないくらいに大きく見開かれる
「おつかれ、この子さっそく明日から入ってもらう新人のラウールくん」
A「お、お疲れ様です…」
ラ「ラウールです！よろしくお願いします！」
A「よろしく…」
ラウールと名乗る男の子の顔を見ようとするには
顔をだいぶ上げないと見えない
A「背、高いね」
ラ「ですよね、190あるんで」
A「190？！ほぼ2mじゃん」
私の突然の大きな声に笑う店長とラウールくん
「じゃ、ラウールくんのお世話係頼んだよ」
え、ちょっと待って店長
それシフト数変わらなくない？
A「わたしが…ですか？」
「うん。いいよね？」
て、店長……
圧かけないでよ
ラ「だめ…ですか？」
A「うっ、」
ラウールくん…そんなキュルキュルおめめで
こっちを見ないで…
ラ「僕、がんばりますから…」
はぁ、だめだ
負けたわ
A「、分かりました」
・
渡「いや、なにしてんの」
A「だってしょうがないじゃん！
あんな目で見られたら誰だって断れなくなるよ」
渡「いやお前ほんと馬鹿だな」
講義中、昨日の出来事を翔太に報告する
渡「そんなの他のやつに押し付ければいいのに」
A「しかも大学も一緒なのよ。今1年生なんだって。」
渡「お人好しだな。もっと自分を優先しなよ」
A「もう今更無理だよ、承諾しちゃったんだから。」
渡「ほんと変わんねえな、そういうとこ」
お人好し、ね。
まあいいや、ラウールくん良い子そうだし。
仕事を覚えてもらってからシフト減らせばいい
渡「本当にしんどくなったら、ちゃんと休めよ？」
A「……うん」
なんか、付き合ってた頃より優しくなったよね。
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みい(プロフ) - 元カレしょっぴーの優しさにもきゅんとしました🥺💙💙 (2022年3月14日 1時) (
レス) @page33 id: f159bcba7d (このIDを非表示/違反報告)
そむりん。(プロフ) - みいさん» ありがとうございます🤍ふっかさんとめめは、この先も登場するシーンがあるのでお楽しみに…🥺 (2022年2月22日 21時) (レス) id: c21d1ed65d (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ふっかさんやめめも登場してストーリーどうなるの？！ってめちゃくちゃ続きが気になります😭💕更新楽しみにしてます！ (2022年2月22日 1時) (レス) @page23 id: f159bcba7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そむりん。 | 作成日時：2022年1月22日 22時
