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A「さくま、ありがとう…」
佐「いーえ。
それにしても、ほんとよく絡まれるよねえ」
A「うん…今日は特に酷かった」
佐「気付くの遅くなってごめんね、」
A「そんな、佐久間が謝ることじゃないよ」
佐「こりゃもう、常にAを監視しとかんと！」
A「いや、そこまでしなくていいから(笑)」
・
あれからはお客さんに執拗に絡まれることもなく、
無事にバイトを終えることができた。
佐「よぉし、帰るかぁ〜」
A「おつかれ〜」
佐「おっち〜、駅まで一緒に帰ろ！」
A「うん、帰ろー」
まだ残っているスタッフの人達に挨拶をして、
先に従業員入り口の扉を開く。
ラ「先輩！」
A「え、ラウールくん！？」
扉を開いてすぐのところに、
数時間前に退勤したはずのラウールくんが立っていた。
A「ラウールくん、まだ帰ってなかったの？」
ラ「はい、先輩を待ってました！」
A「なんで？？」
ラ「いっしょに帰りたくて……だめですか？」
一体、いつから待っていたのだろう。
私が出てくるまで何処で時間を潰していたの…？
A「だ、だめじゃないよ！一緒に帰ろ！」
ラ「やったあ！」
先程のキュルキュルの瞳は、キラキラと輝きを増した
佐「あ〜、佐久間さん忘れ物しちゃったわ」
頭をぽりぽりと小さく掻いている佐久間。
A「待ってるから取ってきなよ」
佐「いや、いいわ。2人で先帰ってて！…じゃっ！」
それだけを言い残して、
再び建物の中に戻っていった。
後ろを振り返ると、
ラウールくんが唇をキュッと結んで、首を傾げていた
A「じゃあ…先帰ろっか」
ラウールくんは、
そのまま私の方に一歩進み、コクリと頷いた。
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みい(プロフ) - 元カレしょっぴーの優しさにもきゅんとしました🥺💙💙 (2022年3月14日 1時) (
レス) @page33 id: f159bcba7d (このIDを非表示/違反報告)
そむりん。(プロフ) - みいさん» ありがとうございます🤍ふっかさんとめめは、この先も登場するシーンがあるのでお楽しみに…🥺 (2022年2月22日 21時) (レス) id: c21d1ed65d (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ふっかさんやめめも登場してストーリーどうなるの？！ってめちゃくちゃ続きが気になります😭💕更新楽しみにしてます！ (2022年2月22日 1時) (レス) @page23 id: f159bcba7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そむりん。 | 作成日時：2022年1月22日 22時
