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A「え…？」
佐「いや、直感なんだけどさ。
ラウールに対する視線が、なんか恋する乙女って感じ。ラウールもAのことばっかり見てたし。俺が隣にいるってのに」
A「そんな、佐久間の勘違いだよ、」
佐「う〜ん、そうかなぁ」
A「そうだよ、佐久間の勘違いだよ」
まだはっきりとしていない自分の想いも否定する。
しかし、どうやら納得のいかない様子の佐久間
いや、確かにラウールくんのことは好きだけど、それは後輩としての”好き”なだけであって…
佐「ま、佐久間さん恋愛には疎いからさ！」
ニカッと白い歯を見せて、男子更衣室の中へと消えていった。
・
水分補給のため、バックヤードに入る
今日はお店がいつもより空いていて、
忙しいことには変わりないけど、ホールと厨房の往復が比較的少ない。
ペットボトルの水を飲んで一息ついていたとき、
「喉乾いたー」と呟いた佐久間が入ってきた。
佐「お、Aじゃん。」
A「おつかれ」
佐「おっちー、俺も水飲みにきた」
そういえば私のラウールくんを見ていた視線、そんなに乙女だった？普通にしていたつもりだったんだけどな…
気がつけば、水を飲む佐久間の横顔を
穴が開くほど見つめていた。
すると、伏目がちだった瞳は再び大きく開かれて私を捕らえる
佐「どしたの、そんなに見つめて。
もしかして佐久間さんに惚れちゃった？」
A「いや違う」
佐「即答かよ」
そろそろ戻ろうと佐久間の後ろを通ったとき、
くいっと腕を掴まれた。
A「なに？？」
佐「あのラウールって子さ、どんな子？」
A「ラウール、くん？」
佐「そうそう。」
A「えーっと、教えた仕事もすぐ覚えちゃうくらいに頭が良くて、優しい子だよ」
佐「……そっか、よかった。」
A「うん、？」
佐「ごめんね、引き止めて。戻ろっか！」
A「そうだね、！」
私の腕からゆっくりと佐久間の手が離れる
佐「はい、どーぞ」
バックヤードの入り口に掛けられたカーテンを開き、私が出られるように道を譲ってくれた
A「ありがと、」
佐「ほーい」
今の空気、なんだったんだろ…
少し気まずいというか、なんていうか…
その後も、憂い帯びた佐久間の瞳が気になって仕方がなかった。
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みい(プロフ) - 元カレしょっぴーの優しさにもきゅんとしました🥺💙💙 (2022年3月14日 1時) (
レス) @page33 id: f159bcba7d (このIDを非表示/違反報告)
そむりん。(プロフ) - みいさん» ありがとうございます🤍ふっかさんとめめは、この先も登場するシーンがあるのでお楽しみに…🥺 (2022年2月22日 21時) (レス) id: c21d1ed65d (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ふっかさんやめめも登場してストーリーどうなるの？！ってめちゃくちゃ続きが気になります😭💕更新楽しみにしてます！ (2022年2月22日 1時) (レス) @page23 id: f159bcba7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そむりん。 | 作成日時：2022年1月22日 22時
