呪術廻戦 そこにはあの日見たきれいなものだけを残してきた【五条悟】

終わりよければすべてよし−1 ページ31

14:43 表参道

五条「次、どこ行くの？」

『ここ』

五条「あー、ここね。てかここ、霞じゃなくて、Aの行きたいとこでしょ」

『なんで分かるん？』

五条「そりゃあ、Aの事だもん。Aの事なら、なんでもお見通しだよ」

三輪「…………」

くぅー！！！尊いっ！！
一時間以上前、言い争いを繰り広げていたとは考えにくい程、仲良く手を繋いで歩く五条悟とAちゃんの姿に、私の心臓は握りつぶされそうです！

三輪「…虎杖君……」

虎杖「ん？何？」

三輪「2人の後ろ姿、写真に収めてもいいと思いますか？」

虎杖「いいんじゃね？俺も釘崎も2人の写メよく撮ってるよ」

三輪「では、恐れながら失礼します！」

スマホを構えて2人の後ろ姿を写真に収めると、虎杖君も「じゃあ、俺もー」とスマホを構えた。

虎杖「てか三輪先輩、ほんとAのこと好きだよね」

三輪「だって愛莉花ちゃん、可愛いじゃないですか！性格もすごくいいし……私、五条カップルのファンなので！出来ることなら、ずっと見守っていたいです！」

虎杖「あ、それちょっと分かる！俺もAと先生が一緒に居るとこ、見るの好き」

三輪「ほんとですか！」

虎杖「うん。Aに頼んでツーショ送って貰ったりしてるくらいだし」

三輪「虎杖君……差し支えなければ、その写メ送ってもらえませんか？」

虎杖「いいよ！」

三輪「ありがとうございます！」

『……なんか楽しそうだね…あの2人…』

五条「根明と根明が組み合わさるとあんな感じになるんだね───A、ちょっとおつかい頼まれてくれる？」

『？』

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