呪術廻戦そこにはあの日見たきれいなものだけを残してきた【五条悟】 (ページ21)

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デートしましょう－6 ページ21

五条「Aー、離れて。歩きにくい」

『嫌や』

五条「えー、困ったなぁ」

釘崎「……伏黒、そろそろキレていいか？」

伏黒「落ち着け」

五条先生に惨敗したAは、運動場に移動する際、五条先生に後ろから抱きついて離れない。五条先生も口では「離れて」と言っているが、満更でもなさそうで、釘崎の怒りが爆発寸前だ。

虎杖「で、A。どーすんの？京都の人とのデート」

「「！？」」

虎杖…！オマエ、少しは空気を読め…！ここでその話を蒸し返すな…！！
怒り爆発寸前だった釘崎の矛先は虎杖に向き、「テメェはアホか！！話を振り出しに戻す気か！！」と虎杖の胸ぐらを掴んだ。

『あ、そうだ。返信してなかった』

五条「誰から誘われたの？」

『霞さん……見て』

五条「あー、霞ね……ホントだ。デートのお誘いじゃん」

『羨ましいでしょ』

五条「僕もついてこっかなぁ」

『悟来たら、霞さん気絶してまうわ』

Aのスマホを見ながら楽しそうに談笑する先生とAを見て、数分前まで喧嘩していたとは誰も思わないだろう。

五条「霞がこっちに来るの？」

『うーん…どうやろ……てか、うちが一人で京都行くの許してくれるん？』

五条「それはさすがにダメかな」

『じゃあ、来てもらう一択やん』

五条「そーなるね」

虎杖「先生、相変わらず過保護だなぁ」

釘崎「Aもよく我慢できるわよね。あんなに行動制限されたら、私なら耐えらんない」

伏黒「慣れたんだろ」