第248話 ひょんなことから再会 ページ50
次の日───15:00 原宿───
花垣「待ち合わせって…ここでいいんだよな……」
昨日、梵のトップ“瓦城千咒”に「明日、昼の3時に“原宿”集合な」と言われ、原宿にやってきた。駅の近くで、千咒が来るのを待っていたら、「大分待ったぞ、花垣」という声が聞こえ、声のした方へ振り向けば、セーラー服姿の美少女が立っていた。
「行くぞ。買い物行くから、荷物持ちよろしくな！」
花垣「え？だ…誰？」
千咒「なんだよ、ヒデぇなぁ。千咒だよ！昨日約束したろ？」
花垣「えぇー！！！？女の子だったの！！？」
千咒「…そうだよ。ワリぃか？うるせぇ奴だな。男って言ったか？」
花垣「…いや、だって…梵のトップだよ？」
千咒「そういうのいいからさ、行くぞ！人、待たせてんだ」
花垣「えー！ちょっとちょっと！」
スタスタと先を歩く千咒の後を、オレは慌てて追いかける。「人待たせてるって……オレの他に誰誘ったの？」と聞けば、「オマエもよく知ってる人だよ」と、千咒は微笑を浮かべた。
千咒「あ、いたいた！おーい！A姉！！」
花垣「え……」
千咒が手を振る先にいたのは、黒のワンピースに身を包んだシルバーアッシュのロングヘアーの綺麗な女性───西園寺美玖琉さんだった。
Aさんは、千咒の声に反応して顔を上げ、オレの姿を捉えると、大きな瞳をこれでもかってくらい見開いた。
『タ…タケミっち…？』
花垣「Aさん……お久しぶりです」
『うん……久しぶり』
昔と変わらない柔らかい笑みを浮かべるAさんに、オレの頬は自然と緩んだ。
花垣「でも、なんでAさんが千咒と……」
『んー？オミ君に、“千咒に女らしいこと教えてやってくれ”って頼まれちゃったからさ』
花垣「オ…オミ君…？」
『梵のナンバー2の明司武臣君』
花垣「え…！！？」
Aさんが、梵のナンバー2と知り合い…！！？
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瑠李(プロフ) - いつも楽しみにみています(*^^*)応援してます。頑張ってください。 (2021年12月14日 2時) (
レス) id: 9824e2f221 (このIDを非表示/違反報告)
名無し28468号(プロフ) - いつも楽しみに見てます！！今後がとても気になりました (2021年11月19日 19時) (レス) id: 6546ee49f0 (このIDを非表示/違反報告)
まいこりん(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！！ (2021年11月9日 18時) (レス) @page41 id: 580e720842 (このIDを非表示/違反報告)
名無し28468号(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！！！！ (2021年10月4日 6時) (レス) id: 6546ee49f0 (このIDを非表示/違反報告)
セシル(プロフ) - ぱむむさん» ありがとうございます！私も個人的に梵天のマイキーのメンヘラヤンデレ感がすごく好きで絶対話に入れたいと思ってました（笑） (2021年9月10日 18時) (レス) id: 7fa00bc5ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セシル
| 作成日時：2021年8月31日 11時
