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第201話 君の幻に惑う僕 ページ3

万次郎「なんでそんなになっちまった!?なんで兄弟を愛せない!?オマエさえ心を開けば、エマもオレも快く受け入れた」

黒川「(うるせぇ。知ったような口利きやがって)」

万次郎「なんでだよ、イザナ!!!」

黒川「うるせぇええ!!」

『イザナ……』

黒川「(くそっ)真一郎」

万次郎「!?」

黒川「エマ。なんで…なんでそっちにいるんだよ?」

万次郎「……オマエの負けだ、イザナ」

息を切らすイザナは、「うあああ゙あ゙あ゙」と叫んだ後、稀咲君のところまで走り、「稀咲!!!貸せ!!」と拳銃を奪って、銃口をマイキーに向けた。

万次郎「!!」

花垣「銃なんて汚ぇぞ、イザナ!!」

黒川「喧嘩まで負けたら、全部なくなっちゃうだろ?」

万次郎「イザナ……」

黒川「…ねぇ、母さん」

『…………』

乾「A…!」

私が一歩踏み出すと、隣にいたイヌピーが少し焦った様子で私の手を掴んだ。「ダメだ…行くな」と言うイヌピーに、私はニコッと笑って、イヌピーの手を外して、再び足を進める。

『……イザナ』

黒川「!!」

『もうやめて……イザナ』

黒川「く…来るな……来るなぁああ!!」

イザナは、マイキーに向けていた銃口を私に向けた。不思議な事に全く恐怖を感じない私は、足を止める事なく、ゆっくり一歩ずつイザナの元へ近づく。

黒川「来るなって言ってんだろ!!死にてぇのか、美玖琉!!!」

万次郎「A…やめろ…………止まれ!!A!!」

花垣「Aさん、ダメだ!!近づいちゃ!!」

龍宮寺「A!!戻れ!!」

松野「Aさん!!」

『イザナ……銃を下ろして』

黒川「っ……」

第202話 暗闇から君の声がする→←第200話 孤独の微粒子



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瑠李(プロフ) - いつも楽しみにみています(*^^*)応援してます。頑張ってください。 (2021年12月14日 2時) (レス) id: 9824e2f221 (このIDを非表示/違反報告)
名無し28468号(プロフ) - いつも楽しみに見てます!!今後がとても気になりました (2021年11月19日 19時) (レス) id: 6546ee49f0 (このIDを非表示/違反報告)
まいこりん(プロフ) - 続き楽しみにしてます!!! (2021年11月9日 18時) (レス) @page41 id: 580e720842 (このIDを非表示/違反報告)
名無し28468号(プロフ) - 続き楽しみにしてます!!!!! (2021年10月4日 6時) (レス) id: 6546ee49f0 (このIDを非表示/違反報告)
セシル(プロフ) - ぱむむさん» ありがとうございます!私も個人的に梵天のマイキーのメンヘラヤンデレ感がすごく好きで絶対話に入れたいと思ってました(笑) (2021年9月10日 18時) (レス) id: 7fa00bc5ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セシル | 作成日時:2021年8月31日 11時

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