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第六話 ロジックの包囲網 ページ7

次の日──グレンの言ったとおり、殲滅部隊の訓練校に通うことになった優たちに付き添うため、私も研修教室へ向かう。

シノア「Aちゃん」

優たちと合流し、研修教室に向かっている途中、姉様が私に声をかけてきた。

『──なんですか?』

シノア「昨日のこと、まだ謝ってないなぁと思いまして……昨日は、中佐との甘〜いひと時をお邪魔して申し訳ありません」

『なっ…!!』

シノア「ああ…でも……あともう少し、タイミングがずれていたら、中佐とAちゃんのキスシーンが見れたかもしれないですね。残念です」

『も、もうその話はやめていただけますか…!?』

シノア「えー……いいじゃないですか。義姉として、義妹の恋愛事情は知っておきたいんですよ」

『し、知らなくて結構です!!放っておいてください!!』

シノア「あはは……ほんと、Aちゃんは反応が可愛いですね」

『…姉様は人をおちょくるのがお好きですね』

シノア「まあまあ、そんなに怒らないでくださいよ。これから、大好きな中佐に会えるんですから……機嫌なおしてください」

『別に……グレンに会いに行くのが目的ではありません。あくまでも、優と与一くんの付き添いです』

シノア「真面目なのか、不真面目なのか……Aちゃんはよくわかりませんね……さっ、着きましたよ」

姉様が教室のドアを開け、私達は姉様の後について中に入る。

シノア「連れてきました。グレン中佐」

グレン「ん?よし、おまえら聞け。今日、珍しく担任である俺が出向いてやったのは、転入生がいるからだ!」

シノア「ちなみに言っておきますが、担任は普通毎日教室に来るものですよ?」

グレン「おまえは黙ってろ」

それからグレンが、二人のことを紹介するものの、「アホ」と「弱虫」って、適当な紹介だし、優は優でグレンに「自己紹介しろ」と言われたのにもかかわらず、それを無視して勝手にグダグダ話し始めて、結局グレンに蹴りを入れられる始末。
私がこの教室の生徒だったら、今すぐにクラスを変えてもらったに違いない。
とりあえず、このクラスを一言で表すと──「最悪」だ。

第七話 ブルーバードで届けよう→←第五話 ハッピー・ハミング



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セシル(プロフ) - 雪幢さん» こちらこそまたお越しいただきありがとうございます!以前、コメントを返信できなくて申し訳ないです(T_T)今後の展開は一応浮かんでいるのですが、私もどうなるかわかってません(笑)今後ともよろしくお願いいたします(^^) (2015年11月26日 11時) (レス) id: 87ed51745e (このIDを非表示/違反報告)
雪幢 - 更新ありがとうございます!グレンのことを大切に想っている主人公ちゃんがほんと健気でかわゆいです(*´`*) 原作読んでると、今後主人公ちゃんがどうなっちゃうのかと心配になります。。。今後の展開が楽しみです♪ (2015年11月23日 23時) (レス) id: f0aa761702 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - わざわざ質問答えてくださってありがとうございます!!!!!これからも応援しています(≧∇≦) (2015年8月14日 22時) (レス) id: afde7ff475 (このIDを非表示/違反報告)
セシル(プロフ) - ルカさん» そんなもったいないお言葉までいただき本当にありがとうございます(T_T)夢主は優たちと同い年ぐらいです! (2015年8月13日 19時) (レス) id: fbea12f221 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - すごくおもしろかったです!作者様は文才ありすぎですね!!!うらやましいです!グレンカッコイイ!あっすみません!1つ、質問いいですか?夢主ちゃんって何歳くらいなんでしょうか? (2015年8月13日 14時) (レス) id: afde7ff475 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セシル | 作成日時:2015年5月18日 22時

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