第四十九話 つよがりの孤独 ページ50
優一郎「グレンとAを置いてくなんて、できるわけ……」
深夜「全員撤退だ…！僕が指揮を執る！！」
チェス「逃がさないわよぉ」
深夜兄様たちが撤退していくのを、クローリーの従者たちが追いかけようとした瞬間、辺りが火の海と化した。
チェス「うわぁ、何これ！？熱っ！！」
ホーン「幻術でしょう？」
クローリー「……吸血鬼の、それも貴族の脳を侵せるほどの幻術……かつての人間にはありえないほどの力だ。さて、その技術はいったい誰から得てる？」
その時、どこからか時雨さんの暗器が飛んできた。しかし、クローリーはそれをいとも簡単にはじき飛ばし、攻撃を仕掛けるグレン隊のみなさんを軽くあしらう。
グレン「何やってる…！？おまえら、逃げろ！！」
小百合「い、嫌です！！」
時雨「グレン様も、A様も一緒に…！！」
グレン「俺はもう無理だ……A、おまえはまだ逃げる力があるだろ……あいつらと一緒に…」
クローリー「だから、うるさいよ…！」
私のことを逃がそうとしたグレンをクローリーは容赦なく蹴りつけた。
『や…やめて…！！』
私がグレンの前に出て、グレンのことを庇えば、クローリーの足は私の目の前で止まった。そして、クローリーは乾いた笑みを浮かべる。
クローリー「ハハッ…殺しはしないよ」
美十「グレン！！A様！！」
グレン「来るな！！こいつはバケモノだ……行け、五士！！」
五士「本気かよ…！？」
グレン「任務を…やり遂げろ……！！」
五士さんは唇をかみしめ、今にもこちらに向かってきそうな小百合さんの手を引き、幻術をさらに強めた。その幻術がクローリーによって解かれた頃には、五士さんたちの姿はなかった。
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セシル(プロフ) - 雪幢さん» こちらこそまたお越しいただきありがとうございます！以前、コメントを返信できなくて申し訳ないです(T_T)今後の展開は一応浮かんでいるのですが、私もどうなるかわかってません（笑）今後ともよろしくお願いいたします(^^) (2015年11月26日 11時) (
レス) id: 87ed51745e (このIDを非表示/違反報告)
雪幢 - 更新ありがとうございます！グレンのことを大切に想っている主人公ちゃんがほんと健気でかわゆいです(*´`*) 原作読んでると、今後主人公ちゃんがどうなっちゃうのかと心配になります。。。今後の展開が楽しみです♪ (2015年11月23日 23時) (レス) id: f0aa761702 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - わざわざ質問答えてくださってありがとうございます!!!!!これからも応援しています(≧∇≦) (2015年8月14日 22時) (レス) id: afde7ff475 (このIDを非表示/違反報告)
セシル(プロフ) - ルカさん» そんなもったいないお言葉までいただき本当にありがとうございます(T_T)夢主は優たちと同い年ぐらいです！ (2015年8月13日 19時) (レス) id: fbea12f221 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - すごくおもしろかったです！作者様は文才ありすぎですね！！！うらやましいです！グレンカッコイイ！あっすみません!1つ、質問いいですか?夢主ちゃんって何歳くらいなんでしょうか? (2015年8月13日 14時) (レス) id: afde7ff475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セシル
| 作成日時：2015年5月18日 22時
