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第四十二話 ドローンの沈黙 ページ43

クローリー「あれぇ、攻撃第二弾がこないね。作戦練ってるのかな?」

ホーン「こちらから討って出ますか?」

クローリー「ん〜。でも、敵の数がわからないからなぁ。人間は、長期的にはいつも愚かだけど、短期的にはそれほど馬鹿じゃない。最初の攻撃で敵わないとわかった相手に、もう一度仕掛けてこないだろう」

チェス「えーと、つまりはどういうことですかぁ?」

ホーン「…奴らは、私たち吸血鬼の貴族に勝てるだけの準備をして襲ってきている、と?」

クローリー「ああ……もしくは何か別の意図があるか……まあ、僕にとってはどうでもいいんだけど……フェリド君は、いちいち知りたがるだろうから、少し情報収集してあげないと」

チェス「私、フェリド様は何考えてるかわからないから嫌いですぅ」

ホーン「初めてチェスと意見が合いましたね」

クローリー「はは、そう?まあでも、彼と付き合ってると退屈しないからねぇ……なので、こっちの作戦はこうだ。情報を持ってそうな向こうの指揮官だけ捕らえればいい。指揮官を見極めろ」


***


グレン「こっちの作戦はこうだ。クローリー・ユースフォードへの攻撃は、一瀬グレン隊だけでやる。鳴海隊とシノア隊は、その隙に人質を解放しろ」

優一郎「でも…おまえらだけで大丈夫なのかよ?」

グレン「基本、逃げながら戦う。それにこっちにはこいつがいるからな」

そう言って、俺は隣にいるAの頭に手を置く。すると、優は眉をはの字に曲げながら口を開いた。

優一郎「Aって強いのか?」

『あははー……優、おまえ……殺されたいの?』

グレン「おい馬鹿優、Aを煽るな。面倒なことになるだろ」

『失礼ね……』

グレン「……話を戻すぞ。5分で、できるだけ人質を解放しろ。だが、5分過ぎたら撤退だ。北へ逃げろ。名古屋空港が集合場所だ」

君月「集合場所へ着いたら、その先の任務は?」

グレン「着いたら、そこに指令書がある。指令書通りに行動しろ……じゃあ、さっさとやるぞ。作戦開始だ」

第四十三話 ブルーレターの宛先→←第四十一話 希望の残骸をいだいて



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セシル(プロフ) - 雪幢さん» こちらこそまたお越しいただきありがとうございます!以前、コメントを返信できなくて申し訳ないです(T_T)今後の展開は一応浮かんでいるのですが、私もどうなるかわかってません(笑)今後ともよろしくお願いいたします(^^) (2015年11月26日 11時) (レス) id: 87ed51745e (このIDを非表示/違反報告)
雪幢 - 更新ありがとうございます!グレンのことを大切に想っている主人公ちゃんがほんと健気でかわゆいです(*´`*) 原作読んでると、今後主人公ちゃんがどうなっちゃうのかと心配になります。。。今後の展開が楽しみです♪ (2015年11月23日 23時) (レス) id: f0aa761702 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - わざわざ質問答えてくださってありがとうございます!!!!!これからも応援しています(≧∇≦) (2015年8月14日 22時) (レス) id: afde7ff475 (このIDを非表示/違反報告)
セシル(プロフ) - ルカさん» そんなもったいないお言葉までいただき本当にありがとうございます(T_T)夢主は優たちと同い年ぐらいです! (2015年8月13日 19時) (レス) id: fbea12f221 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - すごくおもしろかったです!作者様は文才ありすぎですね!!!うらやましいです!グレンカッコイイ!あっすみません!1つ、質問いいですか?夢主ちゃんって何歳くらいなんでしょうか? (2015年8月13日 14時) (レス) id: afde7ff475 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セシル | 作成日時:2015年5月18日 22時

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