第四話 あたらしい日に ページ5
シノア「まさか…！！なぜ、こんな所に吸血鬼が…！？」
与一「こ、この学校に吸血鬼がいるの…？」
『うーん……これは、ちょっとまずいですね』
シノア「二人とも避難してください！！私達は、月鬼ノ組に出動要請を……！！」
優一郎「いらねえ！！！吸血鬼は俺が殺す！！！」
シノア「は！？」
優一郎「実際に殺して、グレンの奴に認めさせてやる！！」
そう言って、優は姉様の制止の声を無視して、校舎に向かって走っていってしまった。
シノア「……！！あのバカ…！！」
『まぁ…こうなるとは思いましたけどね……どうしますか？優を追います？』
シノア「いえ……今は、月鬼ノ組への出動要請が最優先です」
『かしこまりました』
＊＊＊
月鬼ノ組に出動要請を完了した私達は、急いで校舎へと戻る。先を行ってしまったグレンの後を追えば、そこには吸血鬼の姿はなく、優とグレンの姿しかなかった。
優一郎「ってか、俺の実力見たろ？俺は、吸血鬼とやりあえる。いい加減俺を月鬼ノ組に入れろよ！」
グレン「やだね。俺、チームワークできない奴嫌いだし」
シノア「はは。中佐が一番チームワークできないですけどね。ねー？Aちゃん」
『私に振らないでください』
シノア「Aちゃん、素直に言っていいんですよ。今こそ中佐に対する日頃の鬱憤を晴らす時です」
グレン「おまえら、少し黙れよ……とにかく、シノアに伝言させた通りだ。おまえはこの学校で友達作れなきゃ…」
優一郎「友達友達うっせぇんだよ！！んなもん、吸血鬼殺すのにゃいらね…」
優の言葉を遮るかのように、どこからかさっき優と同じようにパシリに使われていた男子生徒が、優に飛びつき、二人はそのまま茂みに倒れこんだ。
そんな一連の流れを見ていたグレンが、優達を指さして口を開く。
グレン「何あれ？」
シノア「一応、友達みたいですよ」
『あはは…これで約束守らないといけないね……グレン』
グレン「えー、嘘だろぉ？」
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セシル(プロフ) - 雪幢さん» こちらこそまたお越しいただきありがとうございます！以前、コメントを返信できなくて申し訳ないです(T_T)今後の展開は一応浮かんでいるのですが、私もどうなるかわかってません（笑）今後ともよろしくお願いいたします(^^) (2015年11月26日 11時) (
レス) id: 87ed51745e (このIDを非表示/違反報告)
雪幢 - 更新ありがとうございます！グレンのことを大切に想っている主人公ちゃんがほんと健気でかわゆいです(*´`*) 原作読んでると、今後主人公ちゃんがどうなっちゃうのかと心配になります。。。今後の展開が楽しみです♪ (2015年11月23日 23時) (レス) id: f0aa761702 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - わざわざ質問答えてくださってありがとうございます!!!!!これからも応援しています(≧∇≦) (2015年8月14日 22時) (レス) id: afde7ff475 (このIDを非表示/違反報告)
セシル(プロフ) - ルカさん» そんなもったいないお言葉までいただき本当にありがとうございます(T_T)夢主は優たちと同い年ぐらいです！ (2015年8月13日 19時) (レス) id: fbea12f221 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - すごくおもしろかったです！作者様は文才ありすぎですね！！！うらやましいです！グレンカッコイイ！あっすみません!1つ、質問いいですか?夢主ちゃんって何歳くらいなんでしょうか? (2015年8月13日 14時) (レス) id: afde7ff475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セシル
| 作成日時：2015年5月18日 22時
