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第三十三話 ちぎれそうな恋を包んで ページ34

深夜「まじかよ〜、大人は辛いなぁ」

『深夜兄様、変わってください。わたくしも体動かしたいです』

深夜「えー、どうしよっかなぁ」

グレン「深夜、無視しろ」

『なっ…ひどい!少しくらいいいじゃない!見てるだけじゃつまらないもん!』

グレン「ガキは黙ってろ」

『ガキじゃないし』

グレン「あー、もうめんどくせぇ。いいから大人しくしてろ、馬鹿」

『……はーい』

美十「ちょ、ほんとに?あの子たち何者なの?グレンのかっこつけに付き合って、恥かくの嫌なんですけど」

グレン「勝ちゃいいんだよ、勝ちゃ」

美十「むー。まあ…仕方ないですね。よし、わかりました。頑張りましょうか」

「「グレン様頑張ってください!!」」

美十「で、作戦はどうなります?」

深夜と美十が作戦について話しているのを横目に、Aに目を向ければ、案の定不貞腐れていた。俺はそんなAに近寄り、Aの肩に手を回す。

グレン「おまえは俺のこと応援してくれねーのか?小百合と時雨みたいに」

『……応援なんか、必要ないでしょ?どうせ、グレンたちが勝つんだし……応援するんだったら、私は優たちのことを応援する』

グレン「かわいくねーな」

『どうせ、かわいくないですよー』

Aは伏せ目がちにそう言い放った。俺はAの頭に手を置き、乱雑に頭をなでる。

『ちょっと何するの!?髪がぐしゃぐしゃになるじゃない!』

グレン「元々ぐしゃぐしゃだから変わんねーよ」

『うっさい、馬鹿グレン!優たちに負けて恥でもかいちゃえ!』

グレン「うるせーよ、馬鹿A」


***


五士「あーあ。あの二人、完全に俺たちがいること忘れてるな」

深夜「いいんじゃなーい?通常運転みたいだし…変に緊張されるよりはいいでしょ」

五士「深夜様は、相変わらずあの二人に甘いですね」

第三十四話 シルバー・シンドローム→←第三十二話 まもなく。



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セシル(プロフ) - 雪幢さん» こちらこそまたお越しいただきありがとうございます!以前、コメントを返信できなくて申し訳ないです(T_T)今後の展開は一応浮かんでいるのですが、私もどうなるかわかってません(笑)今後ともよろしくお願いいたします(^^) (2015年11月26日 11時) (レス) id: 87ed51745e (このIDを非表示/違反報告)
雪幢 - 更新ありがとうございます!グレンのことを大切に想っている主人公ちゃんがほんと健気でかわゆいです(*´`*) 原作読んでると、今後主人公ちゃんがどうなっちゃうのかと心配になります。。。今後の展開が楽しみです♪ (2015年11月23日 23時) (レス) id: f0aa761702 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - わざわざ質問答えてくださってありがとうございます!!!!!これからも応援しています(≧∇≦) (2015年8月14日 22時) (レス) id: afde7ff475 (このIDを非表示/違反報告)
セシル(プロフ) - ルカさん» そんなもったいないお言葉までいただき本当にありがとうございます(T_T)夢主は優たちと同い年ぐらいです! (2015年8月13日 19時) (レス) id: fbea12f221 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - すごくおもしろかったです!作者様は文才ありすぎですね!!!うらやましいです!グレンカッコイイ!あっすみません!1つ、質問いいですか?夢主ちゃんって何歳くらいなんでしょうか? (2015年8月13日 14時) (レス) id: afde7ff475 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セシル | 作成日時:2015年5月18日 22時

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