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第十三話 インディゴの帰還 ページ14

──あれから、暮人兄様の命が下り、本隊は新宿へ向かった。新宿に駆けつければ、ひどい状況だった。

『深夜兄様──グレンの首絞めてる吸血鬼、狙ってください。きっと、あれが頭です』

深夜「Aちゃんが言うってことは、きっとそうだね〜……グレンも危ないし、標的はあれにしよう……それにしても、Aちゃんが思ってたより冷静で、安心したよ」

『メンタルは幼い頃に、暮人兄様に鍛えていただきましたので、これくらいじゃ動じません……』

深夜「あまり、気負い過ぎないでね──おっと、バレた〜」

『っ!?』

深夜兄様の言う通り、白髪の吸血鬼は、私達の存在に気がついていた。

深夜「でも、もう遅いよ。敵を貫け《白虎丸》あ…グレンには当てないようにね。じゃ、ズドン」

深夜兄様の攻撃と共に、私は建物の下へ飛び降りる。すると、私の目の前にらさっきの白髪の吸血鬼が現れた。

『あら?あの攻撃を避けるなんて、さすが貴族……レベル高いですね──でも、逃さない』

私は、すかさず剣と銃を抜き、銃を構える。

『今日もよろしくね《天邪鬼》……見えるは空、狙うは敵……敵を射殺せ《天邪鬼》』

フェリド「っ!」

深夜「相変わらず、不思議だな〜──Aちゃんは憑依化の筈なのに、なんで特殊能力を平然と使ってるんだろ」

私の攻撃は、吸血鬼に直撃したと思ったが、まったく手応えを感じない……。

『チッ──吸血鬼は逃げ足が速いんですね。思ってたより、臆病でがっかり』

フェリド「あはは……鬼呪のかかった武器の攻撃なんて、受けたら死んじゃうからね」

『え?死ねばいいじゃない』

フェリド「君、可愛い顔して、言うこときついね……そういう人間は、一生家畜として飼ってあげたくなっちゃうな〜──それに、君ちょっと、“面白そう”だし」

『あはは……おまえみたいな吸血鬼に飼われたら、一生の終わりだね……まぁ、終わるのは、あなた達だけど』

フェリド「おっとっと。これはこれは…」

第十四話 エンドレス・エンドライン→←第十二話 じぶんを信じて笑ってごらん



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セシル(プロフ) - 雪幢さん» こちらこそまたお越しいただきありがとうございます!以前、コメントを返信できなくて申し訳ないです(T_T)今後の展開は一応浮かんでいるのですが、私もどうなるかわかってません(笑)今後ともよろしくお願いいたします(^^) (2015年11月26日 11時) (レス) id: 87ed51745e (このIDを非表示/違反報告)
雪幢 - 更新ありがとうございます!グレンのことを大切に想っている主人公ちゃんがほんと健気でかわゆいです(*´`*) 原作読んでると、今後主人公ちゃんがどうなっちゃうのかと心配になります。。。今後の展開が楽しみです♪ (2015年11月23日 23時) (レス) id: f0aa761702 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - わざわざ質問答えてくださってありがとうございます!!!!!これからも応援しています(≧∇≦) (2015年8月14日 22時) (レス) id: afde7ff475 (このIDを非表示/違反報告)
セシル(プロフ) - ルカさん» そんなもったいないお言葉までいただき本当にありがとうございます(T_T)夢主は優たちと同い年ぐらいです! (2015年8月13日 19時) (レス) id: fbea12f221 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - すごくおもしろかったです!作者様は文才ありすぎですね!!!うらやましいです!グレンカッコイイ!あっすみません!1つ、質問いいですか?夢主ちゃんって何歳くらいなんでしょうか? (2015年8月13日 14時) (レス) id: afde7ff475 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セシル | 作成日時:2015年5月18日 22時

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