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第25話 誰がバターを焦がしたのか ページ26

翌日、久しぶりに仕事がなく、普通の学生のように学校へ登校してみんなと雑談をしていると、岡島君が「おい、皆来てくれ!!プールが大変だぞ!!」と慌てて教室に入ってきた。
みんなの後に続いて、裏山に向かえば、殺せんせーが作ってくれたプールは無残な姿に……しかし、そんなプールも殺せんせーが一瞬で直してくれて元通りになった。

杉野「Aちゃん、災難だったよなー。せっかく登校してきたのに、プールが荒らされて」

『うん…びっくりした。殺せんせーが居てくれなかったら、テンション下がった』

赤羽「A、まだプールに入れてないもんねー。Aの日頃の行いが悪いから、プールが荒らされたのかもね」

不敵に笑うカルマ君に「ひどい」と頬をふくらませて不貞腐れれば、「ごめんごめん」と謝りながら、カルマ君は私の頬を片手で掴んだ。

杉野「カルマ!!ここぞとばかりにイチャつくな!!」

赤羽「杉野、うらやましいの?」

カルマ君は私の事を抱き寄せ、自分の腕の中に閉じ込めた。その様子に杉野君は猛抗議。正直、歩きにくいから離れてほしい…と言ったところで、カルマ君が聞き入れてくれるわけがないので、私はカルマ君にされるがまま。そんな中、「あのさ」と渚君が珍しく話を割った。

杉野「寺坂の様子が変?」

潮田「…うーん…元々、あの3人は勉強も暗殺も積極的な方じゃなかったけど、特にイラ立ってるっていうか…プールを壊したのも、主犯は多分、寺坂君だし」

杉野「放っとけよ。いじめっ子で通してきたあいつ的には、面白くねーんだろ」

赤羽「殺していい教室なんて、楽しまない方がもったいないと思うけどね〜」

『……カルマ君、悪い顔だよ』

第26話 林檎ひとつぶんの狂気→←第24話 数字にさえ例えられないほどの恋



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麻鈴(プロフ) - いちいちいてるわけでもないのにそうやって人の気持ちも考えずにストレス発散にあらしてさ、なんなんだよって感じ (2019年6月30日 0時) (レス) id: d8ae5f6605 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ - 荒らすやつは大体ストレス発散にやってるんだよな (2019年4月13日 18時) (レス) id: d8ae5f6605 (このIDを非表示/違反報告)
CareeeN(プロフ) - 最高ですーー!更新待ってます!! (2019年1月22日 1時) (レス) id: 79b4e93acf (このIDを非表示/違反報告)
リゃー - とっても面白いです!!これからも頑張ってください!更新待ってます! (2018年8月8日 23時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
娑逆 - 更新楽しみにしてます。 (2018年3月26日 16時) (レス) id: b305f61f00 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セシル | 作成日時:2014年12月7日 6時

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