第17話 21グラムの無限大 ページ18
中村「やー、惜しかった！」
片岡「勝てるチャンス何度かあったよね。次リベンジ！」
倉橋「Aちゃんのシュートする姿、カッコよかったねー」
岡野「一人で女バスを抜いてシュートした時は、なんかスカッとした！」
クラスメイトが楽しそうに談笑する中、私は莉桜ちゃんに貰ったイチゴ煮オレ(３パック目)を飲みながら、野球が行われているグラウンドに駆け寄った。
『えっ……すごい……野球部に勝ってる…』
前原「お！姫野おつかれ！」
菅谷「姫野さん、ベンチ座る？もうすぐカルマの打順回ってくるし」
『う、ううん…大丈夫……それよりすごいね。野球部に３点リードなんて』
三村「あー、ここまではね。で、一回表からラスボスが登場ってわけ」
グラウンドに見えるのは、理事長の姿。その姿に、私は思わず目を見開く。生徒に指示を出し終えたのか、理事長はベンチに戻っていき、試合が再開した。
［こっ、これは何だー！？守備を全員内野に集めてきた！！こんな極端な前進守備は見たことない！！］
菅谷「バントしか無いって見抜かれてるな」
『………』
それに加え、審判は完全にあっち側……Ｅ組が圧倒的に不利な状況。
殺せんせーも打つ手がないのか、手で顔を覆ってるし……。
そこからＥ組がスリーアウトになるのは早かった。そして、攻守交替となった。
ピッチャーの杉野君の球は、素人目でも分かるくらいすごい変化球だった。その変化球を打てる者はおらず、２者連続三振を奪った。
殺せんせー「カルマ君」
赤羽「……足元に出んなよ、殺監督。踏んで欲しいの？」
殺せんせー「次の打順は君からです。君の挑発で揺さぶってみましょうか」
第18話 まるで血を浴びるように喝采さえ→←第16話 間近の傲慢、果ての爛漫
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麻鈴(プロフ) - いちいちいてるわけでもないのにそうやって人の気持ちも考えずにストレス発散にあらしてさ、なんなんだよって感じ (2019年6月30日 0時) (
レス) id: d8ae5f6605 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ - 荒らすやつは大体ストレス発散にやってるんだよな (2019年4月13日 18時) (レス) id: d8ae5f6605 (このIDを非表示/違反報告)
CareeeN(プロフ) - 最高ですーー！更新待ってます！！ (2019年1月22日 1時) (レス) id: 79b4e93acf (このIDを非表示/違反報告)
リゃー - とっても面白いです!!これからも頑張ってください！更新待ってます！ (2018年8月8日 23時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
娑逆 - 更新楽しみにしてます。 (2018年3月26日 16時) (レス) id: b305f61f00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セシル
| 作成日時：2014年12月7日 6時
