フィギュアスケーターとボーダー少女 (ページ7)

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６番滑走(一瞬過去編) ページ7

年齢とか誕生日とか色々話してたんですけど…
あぁ、やっぱむりむりむりむりむり…
羽生くん話す時ずっと目を見て話してくれるの、私が言葉に詰まっても笑わないし(常にニコニコはしてるけど)ゆっくりで大丈夫だよって気遣ってくれるし、どれだけ優男なの…？？
しかも、

｢Aちゃんはどうしてボーダーに入ろうと思ったの？｣

そう、名前で呼んでくれるんです…
これからしばらく一緒にいる機会が増えるからって…名字だったら壁感じるからって…
あ、私は羽生くん呼びですけどね。
下の名前でいいよって言われたけどゆづくんとか、結弦くんとか呼べないよ！！恐れ多い、年上だし！！

｢入隊したきっかけ、ですか。｣

｢あ、話しにくいことなら全然大丈夫だよ｣

んー、別に話しにくいって訳じゃないけど…
絶対気まずくなるよね、まぁいっか。

｢あ、全然大丈夫です、えっと。私家族を5年前の大規模侵攻で亡くしてて、当時は凄く辛くてしばらく何も出来なかったんです。家族が死んだっていう現状を理解するのに精一杯で。｣

ただただ家族が目の前で殺されるのを見ることしか出来なかった自分に嫌気がさして。死のうとしてたところを私は迅さんに助けられたんだよね。

｢高校に入って、1年の時に同じクラスの男の子がボーダーに誘ってくれて。その時の私って人前じゃ全く笑わなくて、1人の時じゃないと感情を出せないようなタイプだったんです。でもしつこいくらいに誘ってきて(笑)｣

あの時の出水には普通に助けられてたんだよね。今になって思う、どうしてあんなに必死に出水がボーダーに誘ってきたのかが分からないけど。
でもあの時ボーダーに誘われなかったら今みたいに笑ってられなかったし、こうして羽生くんにも出会えなかった。

｢でも、ボーダーに入って復讐がしたいとかも別に無くて。その話をしたら“復讐じゃなくて誰かを助けるためにボーダーに入ればいいんじゃね？”って言われて。たしかにこれ以上私みたいな思いをする人を増やさないためにもいいかもって思って、入隊しました｣

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私、メモに書いた小説そのままコピペしてるんですけどね？

くっそ中途半端になってますよね、すみません(´°‐°｀)

頑張って改善します💪