今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:1,946 hit
小｜中｜大
肆輪目 ページ6
審神者らしき女性が、嫌悪を滲ませた目の一期一振様を押し倒していた。
今にも喚き出しそうな女性を牽制するために口を開く。
「あまり私情を挟みたくないのですが、俺は人間が嫌いです。正直触りたくもありません。なので、自分の足で立って政府まで来ていただけますか？」
「何よ…何なのよアンタ…私は審神者よ！？違反なんてしていないし、政府に呼ばれる謂れなんてないわ！！」
「喚かないでください。こちらには貴女がこの本丸の見習いだった時の記録や、こちらから追い出されてしまった審神者様の証言があります。何なら、今すぐ映像記録を見ますか？貴女が刀剣様方へ無礼を働いているものもありますよ？」
「…。」
元見習いは何も言わない。
「決まりですね。こんのすけ殿、連れて行って下さい。」
女性の手首を後ろに回し、指で錠を描いてこんのすけ殿が準備していたゲートに押し込んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
設定タグ：刀剣乱舞
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蒼麻 | 作成日時：2018年2月20日 20時
