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(you side)
午後の授業開始前、掛けてくれたブレザーを返そうとすると
『後ろの席やし目立たんから羽織っとき、まだ寒いやろ』
と言われ、有難く借りておくことにした。
『やばくなる前に言いや、Aくらいならギリ運べるかもしれへんなぁ』
「うっさいわ。てか次の授業桐山先生やしそっちの方が力ありそう」
『はーー？？俺の方がありますぅ』
こっちのことを気にかけてくれながらもいつも通り接してくれるこいつに今日はずっと感謝してるなとしみじみ思いながら午後の授業を受ける
学校の終わりを告げるチャイムが鳴る頃にはほとんど限界と言っても過言ではなくて、重岡に上着返さなきゃと思っても立つことさえちょっと危うくて、寒いのに身体は熱いし、思考はぼーっとしててどちらかと言うと客観的にやばいなって思う程度
気づいたらHRも終わってて急におでこに冷たいものが当たる
『あっつ、これだいぶありそうやなぁ。帰れるか？』
「んー」
と頭を少し縦に揺らすがそれでさえも頭痛の要因になってしまって
『ん、、体重かけていいから』
と、肩組んだ状態で昇降口まで向かう。
気づかないうちに校舎や校庭にほとんど人は残っていなくて、
『Aが良かったら抱えるけど。その方がお互い楽やし』
「ごめん、誰もいないならそれでお願いしてもいい？」
『俺は全然いいで、それに家そんな遠ないし大丈夫やと思うし。』
そう言うと私の反応も見ずに肩組んでた状態から直ぐに膝に手を回されひょいっと持ち上げられる
『なんか、余計暑なってきたわ。』
「……」
高校生にしては少し珍しく一人暮らしをしている家に着いて玄関先で下ろされる。
『ここで大丈夫か？家の中で倒れんなよ』
「ん、大丈夫。本当にごめんね」
『ええねん、このシゲちゃんに任せときって
明日熱下がってなかったら来るなよ、また元気な状態になったら来てや。待っとるから』
「うん、ありがと」
少し顔が赤くなってしまったけど熱のせいにして別れる。
次の日。別れ際にペットボトルのお水を何本か貰っていたから水分はとっていたものの何も食べる気にもならないしベッドから出る気も起きなくて冷えピタ貼って寝てると
/ ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
と音がなり玄関先へ向かい、覗き穴から人物を確認すると重岡で
『マシになったか〜？』
といい、家に入ってくる。
「昨日の夜が一番ひどかったかも。明日には学校行けるよ」
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らったったー(プロフ) - mikuさん» 承りました！！今橙まで来たので桃書いた後になります、！リクエストありがとうございます (2022年10月11日 18時) (
レス) id: a833f06adb (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - リクエスト失礼します。過呼吸×黄のお話をお願いします。橙、桃のお話の後でも大丈夫ですので、書いて頂ければ嬉しいです。よろしくお願い致します！ (2022年10月8日 8時) (レス) id: 38d0b39198 (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃん(プロフ) - リクエスト書いて頂きありがとうございました！流星くんらしさ満載で読んでいて、微笑ましくそして流星くんがとっても優しくてキュンときました！ほんとに、こんな彼氏が欲しいと思いました！これからも、ぜひ楽しみにしています♪ (2022年10月4日 19時) (レス) id: 7a8efa7b7e (このIDを非表示/違反報告)
らったったー(プロフ) - のんのさん» 素敵なリクエストありがとうございます。承りました！ (2022年10月4日 12時) (レス) id: a833f06adb (このIDを非表示/違反報告)
のんの(プロフ) - こんにちは！文才ありすぎて即お気に入りにしました！リクエストお願いしてもいいですか？もしできるのなら、先生�霤弔�んが体調の悪い生徒に優しくするっていうのが見たいです！これからも応援しています！ (2022年10月3日 18時) (レス) @page11 id: 5336c5e3b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らったったー | 作者ホームページ：http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Sorasora061/
作成日時：2022年10月1日 7時
