4-2話 ページ10
シフンを抱きしめながらAは体を揺らす。シフンはされるがままで顔だけ？と尋ねる。
「ウンサンイに紹介してくれるなら全部好き！」
「うわ〜〜やな人！」
「ソンジュニでもいいよ！紹介して！」
「ヌナここまでくるとほとんど恋じゃないですか？」
「ないよ〜！ウンサンイと私何個離れてると思ってんの？それに私年上がタイプ」
「……顔と年上だったらどっち取ります？」
「シフナ、私と恋愛したいの？」
ニコニコと笑うAに顔を覗き込まれたシフンは慌てて目を逸らす。騒いでる間にBOSSチームは休憩に入ったようで、3人も夕食のために練習室を離れる。
「まあ、ちょっとは考えてあげる」
「え、や、別にそう言う意味じゃッ」
「あははっ、耳真っ赤〜！シフニかわい〜！」
ケラケラと笑いながら廊下を歩くAの肩を、同じく食堂へ向かうために後ろから歩いてきたハンギョルが抱き寄せる。笑うAに俯きながら歩くシフン、そして笑いながらも慰めるようにシフンの肩を叩くソンジュン。ハンギョルは眉を片方上げ、どういう状況だと首を傾げる。
「なんでシフニ落ち込んでんの？」
「Aヌナのタイプが年上だったって」
「別に落ち込んでない！」
「へ〜？ヌナ年上好きなんだ？」
「別にまあどっちでもいいけど、敢えて言うなら？」
「フーン？元彼みんな年上？」
「みんなってか一人しかいないけどそうだったよ」
「え？！ひとり！意外！」
「ソンジュニは私のことなんだと思ってるの？」
「あ、や、別に深い意味は無いんですけど！」
「高校の時？」
「うん」
「へぇ〜〜」
「なにその顔、やだ」
「スンヨニヒョンに訊けばわかる？」
「やめてよ」
「訊〜こう」
「…………」
舌打ちをしながら目をそらすAにハンギョルは楽しそうに笑う。
「聞かれてマズイことでもあるんですかぁ〜？」
「別に、なんで別れた男のこと知りたいと思うのか不思議でね〜」
「フラれたの？」
「ウザ！自然消滅だわ」
「え、それも意外。ヌナ白黒決着つけたがりそうなのに？」
「ソンジュニの私に対するイメージってなに？」
「あ、や、いい意味で！」
「なんで別れたんですか？」
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あゆな(プロフ) - 次が見たすぎます！ (2019年11月11日 23時) (
レス) id: b461bdd189 (このIDを非表示/違反報告)
みみた(プロフ) - 更新待ってます！！ (2019年10月10日 9時) (レス) id: 46b66be466 (このIDを非表示/違反報告)
かむり - もう面白い…！！！更新待ってます(*´-`*) (2019年9月15日 19時) (レス) id: d90aae6f87 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - 2ページしかないのに、既に面白いのですが！更新頑張ってください！！ (2019年9月15日 11時) (レス) id: d782dfc11c (このIDを非表示/違反報告)
みみた(プロフ) - この2ページ読んだだけでめちゃめちゃ文才があるのが分かります…！楽しみにしてます！ (2019年9月15日 4時) (レス) id: 46b66be466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やや | 作成日時：2019年9月15日 3時
