24帰国 マネージャーside ページ43
SH「ヒョン、どっちが良いですかね」
マネ「どっちも買っとけ」
帰国前に、フランス土産を買いに回る。
運良く取れたチケットで、早くも今夜には韓国に帰れる事になり少しテンションが高い。
ジナ辺りにはゲランドソルトとバルディエバター。
ユンギヤにはコーヒー豆とワイン、バカラのグラス。
ナムジュナには置物とベレー帽。
ホソガにはシャネルのアクセと服。
ジミナには化粧水とバスソルト。
テヒョナにはエッフェル塔とマルセイユの石鹸。
ジョングガには香水とハンドクリーム。
ああ、それと大量のお菓子。
どれもフランス限定品で値札なんか見たくもない。
そんなものを次々とカゴに放り込んで行く。
メンバーを思う時の横顔はとても暖かい。
マネ「この服は誰のだ?」
子供服で明らかにメンバーへの物ではない。
SH「ヒョンの娘さんです。趣味違いました?」
マネ「いや良いって。返してきな」
SH「ダメです。女の子への贈り物はこれって決めたら戻さない主義なので」
彼が愛されるのは、こういうところだと思う。
マネ「ありがとう」
SH「いえ、僕がしたかった事なので」
マネ「ちなみにこれは?」
SH「パンPD」
マネ「こっちは?」
SH「メイクヌナとその旦那さんとbaby」
マネ「、、、もう聞かないでおく」
SH「そうですか?あ、これも買おう」
これだけの中に、彼自身のものはあるのだろうか。
マネ「まぁ、楽しそうだから良いか」
SH「何か言いました?」
マネ「いや。もう1個カゴ持ってくるか?」
SH「はい!」
弾ける笑顔はまだ幼さが残る。
マネージャーとして、彼をこれからも支え続けたい。
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作者名:ソラン | 作成日時:2021年8月2日 13時