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スタッフ「スヒョンさーん!スタンバイお願いします!」

SH「はーい!ごめんねジミナ、ちょっと返してね。すぐ戻るから」

JM「はーい、、、」

「行ってらっしゃい。ヒョン」

SH「うん!」



撮影の掴みである一発目は、必ずスヒョニヒョンが行う。

それは、スタッフは勿論のこと、僕たちの士気を高める為。

だから普段は見合わないメンバーの撮影をスヒョニヒョンの分だけは必ず全員で見る。

今回はスヒョニヒョンが演じる高校生が亡くなるシーンから。



スタッフ「3、2、、、」



金髪の男と歩くヒョンは、疲れた目をしてた。

先輩であろうその男と共に、はるか上の電線まで上がっていく。

命綱一本でスイスイとあんなところまで、、、。

作業を始めたところで、2人が揉め始める。

その時、ヒョンの手が取っ手から離れる。

宙吊り状態のまま、時が止まった。

上で男が手を伸ばす。

掴めと叫ぶ。

カメラを見れば、命綱の今にも切れそうな状態を映していた。



「っ、、、」



笑った。

確かにそこでヒョンは笑った。

そして、自らその綱を切り、地面に落ちて行った。

16MV テヒョンside→←15MV ナムジュンside



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作者名:ソラン | 作成日時:2021年8月2日 13時

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