名の無い特級呪霊さん【呪術廻戦】

第3話 ページ5

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悠二「俺は虎杖悠仁！お前は？」

呪霊に名がないのを理解して言っているのか……それとも
理解してないただの阿呆(あほう)なのか……

多分後者の方だな……

伏黒「呪霊に名前なんてあるわけないだろ」

悠二「あっそっか！でも宿儺はあるぞ！」

宿儺「俺は元人間だからな元々の呪霊に名前などない」

釘崎「あったとしても呪霊が自己紹介するわけないでしょ」

悠二「へー」

吾輩を挟んではいろいろと言われている

『……まずは吾輩も自己紹介？というものをしよう』

『吾輩は特級呪霊、名前はまだ無い』

悠二「なんか吾輩は猫であるに似てるよな」

『？なんだそれは』

悠二「お前みたいに名前がない猫の話だよ」

『吾輩は猫ではない特級呪霊だ』

悠二「似てるだけだよ」

『ふむその話……少し興味がある聞かせろ』

悠二「え?!俺タイトルだけしか知らない……」

赤髪のガキはタイトル？だけしか覚えておらず内容までは知らぬようだった

『使えんガキだな』

悠二「ちょ!!ひど!!」

悠二「ってそんな事よりアンタ特級呪霊なの?!」

五条「やっと気づいた？」

悠二「そりゃあんだけ自分で言ったんだから嫌でもわかるわ!」

伏黒「それで気づくのが遅いお前も大概だがな」

悠二「うっ!!」

『どうする呪術師……吾輩を祓う(ころす)か？』

五条「結果的にはそうなるね〜」

悠二「う〜んでも五条先生…コイツ悪い奴じゃないと思うんだよね」

『??呪霊に悪いもクソもあるか？』

釘崎「アンタ結構年老いた口調してんのにクソとかいう現代語とか使うのね」

『バカにしておるのか？こう見えても文学には追いついておる』

五条「さっきタイトルとか自己紹介すら分からなかったのに」ボソッ

さっきからこいつはなんなのだ

『殺しても良いのだぞ？』

五条「大丈夫♪僕最強だから」

『これが俗に言うウザイというのか』

確か腹が立つ奴の事をこう言うらしいがそうなのだろうか

伏黒「ある意味正解だなっていうかほぼ正解だ」←

釘崎「確かに正解ね」←

宿儺「ふむウザイか…確かにアイツにあるためのような」←

五条「みんなして酷い!!悠二助けて!!」

悠二「あ〜先生ドンマイ！」←

五条「あれ?!慰めてくれない!!」

『そんな事より』

五条「(そんな事より…)」

さっきから普通に話しておったから気づかなかったが

コイツらは話が聞ける呪術師らしい……

『おい呪術師』

悠二「俺名前言ったはずなんだけど…」

『うるさい』←

『吾輩に名を付けろ』



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