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第12話 ページ14

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声を荒らげて泣いたのは何年ぶりなのだろうか…
まず泣いたとなどない気がする

本などでも書いてあった

泣きすぎると涙は枯れてしまう……

本当にそうなのだな

『(今は…何かをする気力などもない)』

七海「大丈夫ですか?」

『これを見て言っておるのか?とんだ目の悪いヤツだな』

八つ当たりということはわかってはいたがどうしても今は
こうでしか言えなかった

七海「そうですね失礼しました」

七海「それとすみません」

すると男は謝罪をしてきた

『それはなんの謝罪だ』

七海「たとえ五条さんの紹介だとしても貴方の事を少し警戒していた事です」

『何を今更』

当然だろう吾輩は特級呪霊で貴様はその敵の呪術師……

警戒しない方がおかしい

七海「そして……」

七海「守れなかったことに対しても」

この老人の事だろうか…

『この老人は貴様や吾輩が会う前に既にこの姿にされていた何も……』

何も気にする事はない……その言葉が男の手によって塞がれた

七海「その人の事もありますが……貴方です」

七海「貴方を守れなかった………」

言っている意味が分からなかった…

『吾輩はこの老人のように死んではいぬ、それに吾輩は特級呪霊だ』

七海「特級呪霊だろうがなんだろうが関係ありません、
貴方は今傷ついているそれが許せないんです」

やはり五条に関わっている奴らは変わっておる

七海「これは少なからずの償いです五条さんの契約………
呪霊を祓う役目を終えた時私が貴方に名をつけさせてください」

『は?』

本当におかしな奴だ………

『……』

七海「…何か言ってください」

『クックック……アッハッハ!
お前はおかしなやつだな五条以上に!』

七海「なっ…五条さんよりマシです」

『貴様さっきのセリフプロポーズ?というものににておるな!』

七海「!!違います……」

『そうかそうか……』

『わかっただかな…お前がつけるかどうかは知らん
いつ役目を終えるかわからんからな』

七海「まぁそうですね」

『だから吾輩の最初の名付け親になるためにせいぜい最速で来られるよう頑張れよ
吾輩の名が五条につけられる前にな』

七海「…善処します」

『吾輩の初任務の仲間として愛称と言うものをつけよう』

七海「はぁ…」

『ナナミンはどうじゃ』

まぁ五条から聞いた愛称だがな

七海「ひっぱたきますよ」

『すまぬすまぬ』

悪くないな…
気づけば悲しみも消えていた




作者「番外編とか書くんでリクエストとか受付けてます」


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リクエストきてもいいよォ!!→←第11話



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設定タグ:呪術廻戦 , 特級呪霊 , 五条悟
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天瀬 - 面白かったです! (2021年5月5日 2時) (レス) id: fb31e5b43b (このIDを非表示/違反報告)
天瀬 - 面白かったです! (2021年5月5日 2時) (レス) id: fb31e5b43b (このIDを非表示/違反報告)
花のJK(♂) - チッ.今日の所は包丁を仕舞ってやるが…………早く更新する事だな。←調子に乗るなアホ (2021年2月28日 16時) (レス) id: 175edfd33c (このIDを非表示/違反報告)
あかり510 - 僕(女)の推しの棘君と絡ませて欲しいと!思う!(棘君が頭撫でたりほっぺぷにったり一方的にする感じ)でお願いしたい!!本編でまだ出てきて?ないけどよろしかったら!お願いいたしたい!!よろしくお願いします!!!! (2021年1月11日 21時) (レス) id: 3f067938ed (このIDを非表示/違反報告)
波華(プロフ) - オタク達の味方さん» 私の別端末で作らせていただきました。作者名は月華二世です。検索したら、お絵描きなんちゃらってかいてあるので、それを見ていただけると (2021年1月10日 2時) (レス) id: 920936881f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:オタク達の味方 | 作成日時:2020年12月27日 13時

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