愛される天才少女２【うたプリ】

50 来栖side ページ6

那「っていうことで翔ちゃんの応援に来てたんですけどその後のAちゃんの演奏も素晴らしくて〜！！




なので突撃しましたぁ！」





翔「何がてゆうことなんだよ！！
演奏終わった人に飛びつくやつがあるか！！」






那「妖精さんかと思いまして、テヘ☆」



翔「テヘ☆じゃねぇよ！！」








こいつはいつもいつも！！






「来栖さんそんなに怒らないであげてください。私は嬉しかったので…」





翔「嬉しかった？」





「演奏褒められるのは嬉しいんです。那月さんのお陰でアレンジも成功したんだなぁと思えましたので」






あ、演奏といえば！！







翔「お前すげぇな！俺思わず鳥肌たっちまったよ！！こんな演奏もあるんだと思って！」






思いのままを伝えると早乙女さんは首を静かに横に振った。





「私なんてまだまだです。アレンジといってもまだ何か変えられたと思うんですけど私はそれができなかった…練習をもっとしなくちゃと思いました」







翔「そんなことねぇよ。早乙女さん…いや、A。俺はこの会場で一番お前がすげぇとおもったんだ！誇りを持て！」





那「そうですよAちゃん！翔ちゃんも輝いてましたがAちゃんの方がキラッキラでした！！」





翔「それを本人の前でいうか普通！！」






俺が那月に突っ込むとAはふふっと笑っていた。






翔「A！何笑ってんだよ」





「お二人はすてきなご友人とですね。私は近い年の事あまり友達がいないので羨ましいです」





那「Aちゃん何いってるんですか？
Aちゃんも僕たちのお友達ですよぉ！」





翔「そうだぜ！」






「…えへへ。ありがと…」





翔「…！」






何て顔で笑ってんだよ…





こんな…


トクントクンと鳴る俺の心臓。







俺は思わず胸を押さえた。







＿＿＿その瞬間







那月「Aちゃん可愛いです！！」








ギュー








翔「あぁぁぁ！！那月離れろぉぉぉ！！」









こいつはぁぁぁあ！！

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