. ページ24
.
「『ねぇ、』」
「『うわ、』」
気まずくない沈黙は何十分もあったはずなのに、
喋り出すのはおんなじ瞬間だったり。
クリスマスプレゼントは、お互い似たようなスマホケースを選んでしまったり。
『ね、たくみくん。
私たち、もしかして、似てる？』
告白は、わたしから。
似てるから、お互い惹かれたみたい。
『たくみくん、誕生日おめでとうだね』
「おー、覚えとってくれたんー？
うれし！！」
あたりまえだよ！！！！
『誕生日プレゼントを用意しました、！！！！』
「えー、手作りプリンとか、！？」
………………
『なんでわかるの。
あたりだよ！！！！！！！！！！！！！！！！！！』
わたしはなぜかちょっとだけ落ち込んだけど。
おいしい！！！と喜んでくれるたくみくんをみて、わたしも幸せになって。
普段全く料理をしなくて何回も焦がしたプリン。
頑張ってよかったなぁ、って、たくみくんの笑顔を見て思うの。
「なぁ、A？
結婚して、おれと。」
普段のにこにこ顔じゃなくて、真剣な顔で。
『………………………………ぷふっ』
いつもの顔じゃなくて、笑ってしまった。
『じゃあ、これからわたしをおねがいしますね
みらいのだんなさん！！！』
わたしとたくみくん。
これからずっと仲良くやっていけそうだね。
多分来世でも。
『아마 다음 생에도』
DNA/BTS
🧡Happy TAKUMI Day🧡
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 133人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さのといっしょ | 作成日時：2022年6月2日 1時
