罰ゲームが呼ぶ幸せ【Q/K】

４「じゃあキスしていい？」hys ページ9

最近Aちゃんが、QuizKnockのメンバー。主に伊沢さんやふくらさんと二人で話してるのをよく見る。









Aちゃんは僕が勘違いすると思ってか隠してるんだけど、僕の掌で転がされてるんだよなぁ。









･･･実際には隠せてなくて、何人かのライターさんや東大王メンバーの方から心配されてるんだけど。僕。









ちなみに、ふくらさんや、伊沢さんに相談するのは予測済み。
むしろ、僕の思うようにことが進みすぎて怖いくらい。









おかげでクイズの方も調子がいいし。
ちょっぴり心が痛かったけど、Aちゃんに冷たくしてよかったなぁ。
別に嫌いになったとかじゃない。
ただ、Aちゃんがスキンシップとかを恥ずかしがるから少し距離を置けば向こうから求めてくれるんじゃないかっていう考え。
向こうからねだってくれたら僕は嬉しいし、向こうも要望が通ったんだから嬉しいはずでしょ？









『あの、林さん、今週末、おうちに来てくれませんか？』









あ、きた。
たぶんねー、ここで一旦別れ話が出ると思うのよ。
まぁ、それも作戦のうちだから痛くも痒くもないんだけど。









ってな訳でAちゃんの家。
普通に談笑して夕食を取り、お風呂を済ます。
その間Aちゃんに触れることは一切しないし、いつもより座る距離は離し目に。









『林さん、もしかして、私の事、嫌いになっちゃいましたか･･･？』







「なんでそう思うの？」







あ、はじまった。
答えは分かってるのにわざと、不安そうに聞いてみる。

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